耳の感覚は、生まれてきたときから強い刺激にさらされています。
大きな音、激しい音は、赤ちゃんには禁物。
それが音楽であっても、よくありません。
赤ちゃんは敏感だからです。
人は大きな音に耳が慣れると、小さな音が聞き取れなくなるのです。
赤ちゃんにとって心地よいのは
お母さんの心臓の鼓動、
お母さんの声、
お父さんの声。
赤ちゃんの音の環境は、できるだけ
人工的な刺激から守ってあげることを意識しましょう。
<独り言>
まだ、木のおもちゃに出会っていない、
今は中学生になった息子が幼い頃。
ボタンを押すとメロディーが大音量で鳴る
パトカーの形をしたおもちゃがありました。
これがともかく、うるさい。
息子は、とりつかれたように
何度も何度もボタンを押し続けたけれど、
結局、母親の私の方が耐えられず、隠してしまいました。
あの電子音が、息子にはどんなふうに聞こえていたのだろう。
子どもは電子音のような、
強い刺激にどうしても引き寄せられてしまう。
そこから、どんなことが起きてしまうのか?
続きは、この後に明かされています。
[P28-9行目まで] By AO