遊びは「らせん状」に成長する

By | 2015年9月6日

積木、ままごと、絵本と、子どもが夢中になるものは時とともに変わっていきます。

子どもたちは、らせん状の階段を上っていくかのように、よいおもちゃの間を順番に移っていくのです。

そのときの遊びに真剣に取り組んで、いま遊んでいない遊びはあたかも忘れているようでも、それを繰り返しながら、成長するのです。

らせんの階段を一周すると、同じ遊びでも、前よりずっと上手になっている。工夫できるようになっている。見立てる想像力の広がりも大きくなっているのです。

<独り言>
お店でも、「買ったおもちゃで全然遊ばなくなったんです…」とご相談を受けることがよくあります。

せっかく買ったのに、もう遊ばないの…?お母さんとしては不安にもなりますよね。

ここで大事なのが、今遊んでいないおもちゃを、お子さまが見えない場所に片付けてしまわないこと。

お子さまが、また遊びたい!と思ったときに、すぐに遊べるような環境を用意してあげてくださいね。

[P95–15行目まで] by K.I