その通りに読んでみることでしか、
出会えない絵本の面白さがあるのです。
【絵本】 ぴよぴよぴよ
<独り言>
ここのくだりでふと感じたのが
何かを選ぶ時、ついついメッセージ性を求めてしまいがちだな、ということ。
筆者は、何も知らない自分がはじめて「ぴよぴよぴよ」で埋め尽くされた絵本を手に取った時、子どもに読もうと思ったかな?と述べていますが、
確かになあと感じます。
「ぴよぴよぴよ」は幼い頃に読んでもらいとっても大好きな絵本ですが、今の自分が初めて出会って手に取ったかな?
振り返ればついつい、内容にとらわれてしまいがちな自分がいます。
例えば、
夜寝る前にちゃんと歯磨きして欲しいから、この絵本を読んであげよう。
とか、
でも、絵本は、何かを学んでほしいから、
覚えて欲しいから読んであげるものではないなあと。
もちろん、育まれる愛情や感性が確かにあるのですが、
それは大人の思惑とは別のものという気がしてなりません。
本章は、絵本選びのポイントになるお話がたくさんでてきますので、
ぜひ参考にしてみて下さい。
[P120–8行まで] by M.S