善と悪を教える

By | 2016年4月2日

 

松井直さんという児童文学者は、出版に関わっていた

ご自分に対しての反省の念も込めてこう言いました。

「どうして子どもが凶悪犯罪に手を染める事件が増えてきたのか。
それは、大人が子どもに、昔話で学ぶべき、善と悪をはっきり伝えなくなったからだ」

 

昔話の善悪は単純で、悪が滅びるのです。

純粋な心をもつ幼いときに

このことをはっきりと伝えていた昔話をゆがめてしまって

悪者も生き残る物語にしてしまったので

心に悪いことをしてはダメなんだ、という善悪のけじめが育たなくなったのだというのです

 

絵本コーナー

 

<独り言>

【昔話】と、【子どもの凶悪犯罪】の関連性については
思ってもみなかったことだったので衝撃を受けました。

昔話は、悪が滅びる様子をリアルに描いているものもあるので
子どもたちは恐怖のあまり泣き叫んでしまうことがあると思います。
でも、それが「悪いことは絶対にしてはダメなんだよ」という教えなのですね。

現在は、同じ昔話の絵本でもたくさんの種類が出版されていますが
子どもにとって、一番良いと思うものを見極めていくことも必要だと感じました。

是非、本物と出会わせてあげて下さい。

 

 

[P133 16行目まで] by A.A

Category: 13-昔話は本物を読む

About 青木麻美

木のおもちゃ カルテットのスタッフです。 「こそ感」を読んで、なんとなく好きだったおもちゃと絵本には、しっかりとした裏付けや意味があって、子どもにとってなくてはならないものなのだと学びました。 独身ですが、子育てをするのがとても楽しみで仕方ありません♪ 一人でも多くの方にこの本が伝わりますように!