Author Archives: 青木麻美

About 青木麻美

木のおもちゃ カルテットのスタッフです。 「こそ感」を読んで、なんとなく好きだったおもちゃと絵本には、しっかりとした裏付けや意味があって、子どもにとってなくてはならないものなのだと学びました。 独身ですが、子育てをするのがとても楽しみで仕方ありません♪ 一人でも多くの方にこの本が伝わりますように!

善と悪を教える


 

松井直さんという児童文学者は、出版に関わっていた

ご自分に対しての反省の念も込めてこう言いました。

「どうして子どもが凶悪犯罪に手を染める事件が増えてきたのか。
それは、大人が子どもに、昔話で学ぶべき、善と悪をはっきり伝えなくなったからだ」

 

昔話の善悪は単純で、悪が滅びるのです。

純粋な心をもつ幼いときに

このことをはっきりと伝えていた昔話をゆがめてしまって

悪者も生き残る物語にしてしまったので

心に悪いことをしてはダメなんだ、という善悪のけじめが育たなくなったのだというのです

 

絵本コーナー

 

<独り言>

【昔話】と、【子どもの凶悪犯罪】の関連性については
思ってもみなかったことだったので衝撃を受けました。

昔話は、悪が滅びる様子をリアルに描いているものもあるので
子どもたちは恐怖のあまり泣き叫んでしまうことがあると思います。
でも、それが「悪いことは絶対にしてはダメなんだよ」という教えなのですね。

現在は、同じ昔話の絵本でもたくさんの種類が出版されていますが
子どもにとって、一番良いと思うものを見極めていくことも必要だと感じました。

是非、本物と出会わせてあげて下さい。

 

 

[P133 16行目まで] by A.A

書いてあることを書いてある通りに読むこと


一緒に絵本の研究をしていた園の乳児クラスでの実験にて…

「くだもの」の絵本を読んでもらった子どもたちは、誰ひとり、この絵本で果物の種類を教わらなかったにもかかわらず
小学校に上がるときに、梨・柿・リンゴの区別をつけられない子どもはいなかったのです。
数十人ではなく、数千人の子どもたちです。

これは、子どもたちが知識を身につけるのは、絵本からではなく、生活からだということを示しているのです。

絵本で教え始めると、子どもたちは大人の顔色をみるようになります。
どうしたら、この大人は機嫌がいいんだろう、と。
ここで「リンゴ」といえば、この人の目は輝くんだ、という浅い浅い理由で
まるでよくわかっているかのように振る舞っているのだとしたらどうでしょう。

絵本で教えることは、子どもの意欲を損ねます。
子どもは本来、知識に対しての欲求をもっているのです。

自分で見つけること、気づくこと、知ること、わかること。
ですから、大人が先取りするのではなく自分で体験することが
子どものときはささやかな発見でも、そのささやかな発見で自信をもった子どもたちは
大きな発見や発明への意欲を開花させるのです。
赤ちゃんのための読み聞かせ

 

 

<独り言>

絵本を読み聞かせする時
ついつい「ここは○○だよ~」とか「○○がいるね~」と言ってしまったり
子どもが間違えていたら指摘して直そうとしてしまいがちだと思います。

でも、絵本は知識を付けるためのツールではない
絵本を使って教えようとしてはいけないことの意味がよく分かりました。

書いてあることを書いてある通りに読む…
たったそれだけのことですが、とても深いなぁ~と感じました。

是非、頑張って実践してみて下さい。
私も将来、子どもに読み聞かせをする時は、このルールをしっかり守りたいと思います。

[P127–14行まで] by A.A

 

同じ絵本を繰り返し読むことの大切な意味


絵本を繰り返し読むことは
子どもたちが公園に通うことで成長している姿によく似ています。

公園


同じ絵本を大好きになり
繰り返し読んでもらうことで
少しずつ絵本の面白さ、奥深さを感じていくのです。

公園は日替わりではありません
ジャングルジムの場所も、大きさも昨日と同じ
道具の種類も場所も同じです。
それでいいのです。

・・・同じ公園だからこそ、安心して自分の気分で楽しめるのです。

 

<独り言>
幼少期、就寝前に母に
絵本の読み聞かせをしてもらう時間が大好きでした。

少し大人になった頃、
「何度も繰り返し同じ絵本を読んでもらっていたのに
なんで飽きずにまたその絵本をリクエストしていたんだろう?」
とちょっと不思議に思ったことがありましたが
その答えがここにありました。

将来、子育てをするようになったら
このことを念頭に置きながら絵本の読み聞かせをしてあげたいと思います。

[P118–5行まで] by A.A

 

心と心で向き合う


絵本は、開かれた心の耳と心の目を通してしか、入っていかないのです。
時間を掛けてでも、心を開くところからはじめましょう。

せっかく読み聞かせ上手になろうとするなら、面白おかしくて、心に残らない絵本体験をさせるのではなく、
静かに淡々と語っても、深く子どもの心に、空想の世界を刻み込む読み聞かせをしましょう。

決してテクニックではありません。子どもと心と心で向き合うのです。

子どもの心を見て、受け止めるのです。
大人が受け止めてくれていることがわかると、子どもは心を開きます。

 

心と心で向き合う

<独り言>

お世話になっている保育園さんへ見学に伺った際

絵本の読みきかせタイムも見せていただきました。
読み聞かせをしていた先生が読んでいたのは「せんたくかあちゃん」。

筆者の研修で学んだことを実践していました。

書いてある内容をそのまま読み、心と心で会話する・・・

聞いていたクラスの子どもたち約20人は
ジッと絵本を見つめ
ただただ静かにお話を聞いていたのです。

思わず、私もお話の世界に入り込んでいました。
心と心で向き合うとは、こういうことなのだなぁと思いました。
あなたも、お子さんとの絵本タイム
心で会話する時間を作りませんか?

[P110–5行まで] by A.A


					

ボードゲーム・カードゲームで「キレない」子が育つ


ゲームは、実は自分に勝つ
自分に向き合う遊びをしているのです。

ルールを守る。順番を守る。
負けを受け入れることなしに
一緒にゲームを楽しむことはできません。

悔しがって地団駄を踏んだり、かんしゃくを起こしたりするので
大人が心配することもありますが、ご心配には及びません。

ドイツゲームを通して、勝ったり負けたりの経験をたくさん積んでいる
子どもたちは、思春期になって「キレたり」しないのです。

人と人とで向き合って、真剣勝負を積むことで
社会性、そして人間関係を上手に築けるようになっていくのです。

イメージ ラビリンス

 

<独り言>
私も幼い頃、カードゲームやボードゲームが大好きでした♪
小学生、中学生になってもおじいちゃん家に遊びに行った時は
勝負を挑むのがお決まりで、何度も何度もカードゲームで遊んだ記憶があります(^^)

こういう記憶は、大きくなっても残っているものだなぁと
改めて思い返して懐かしい気持ちになりました。

キレない子を育てるだけじゃなく
家族や友達との楽しい団らんのひと時を味わえるドイツゲーム。

デジタルゲームじゃないのがポイントです!!!!

⇒おすすめのドイツゲームはこちら

 

[P103–5行まで] by A.A

赤ちゃんがえりしたっていいんです


年齢相応に育っていたはずなのに、急に幼くなる。
できていたはずのことができなくなる。
お姉ちゃんらしく、お兄ちゃんらしく振舞うことができなくなる。
そんなときは、子どもはバネのように育つと思い出してください。

子どもたちは、上へ上へとひまわりのように伸びようとするのですが
縮むこともときには必要なのです。

弟や妹が生まれたことがきっかけになりやすいのですが
どんなときでも、ときにはプツン、と緊張の糸が切れたように
「赤ちゃんがえり」してしまうことはあるのです。

子どもがそんな様子になったら、基本的信頼を確かめているんだな
思ってあげてください。

何もできなくても「大好きよ」と言ってほしい、ということです。

 

SONY DSC

 

<独り言>
私にも弟がいるのですが
幼少期はよく「何で弟ばっかり優しくするの?!」と
よく怒ったり、こっち見て行動をしていました(笑)

お姉ちゃんらしくしなきゃ!と思う反面
まだまだお母さんに甘えたいと思う気持ちが
あったのだと思います。

急に赤ちゃんがえりしてしまった時は
たっぷり甘えさせてあげてください♡
伸びて縮んで、また伸びて…
そうやって逞しくなっていくんですね。

[P97–7行目まで] by A.A

 

1人で遊べるようになるには


子どもは、安心と自信との両立があってはじめて
一人で遊ぶことができるようになるのです。

安心とは、振り返ったときに、必ず見守る温かい目線を感じることです。
いつ振り返っても自分は見守られているんだ、という安心感をもたせてあげることなのです。

見守られている安心感と、遊びに対しての見通しが持てるようになると
少しずつ、「自立」していくのです。

2012-03-01 23.00.00

 

<独り言>
下のお子さんがまだ小さかったり
家事で手が離せなかったりするお母さんは
長い時間一緒に遊んであげることが難しいでしょう。
でも、だからと言って無理に自立させようとしては
いけないのだと、著者は説明しています。

時間のある時に、じっくり遊んであげる。
他の用事で手いっぱいの時も
「ちゃんとあなたの事も気にかけているよ」という
メッセージを送ってあげる。
そういうちょっとした心がけや毎日の積み重ねが
【安心して遊びの世界に没頭できる】
ことに繋がっていくのだと思いました。

[P91 – 2行目まで] by A.A

「リアル」を追及したおもちゃ


子どもは、大人が実際にフライパンを使って料理をしている姿を
イメージとして目で捉え、それを自分のからだの大きさに置きかえているのです。
だから、この一見大きめの20cmのフライパンが「リアル」に感じられるのです。

P1110272

子どもたちは、自分の目に飛び込んできて、印象に残る姿を真似ることから
ままごと遊びを始めます。
これをシンボル=象徴遊びといい、その道具をシンボル道具といいます。
フライパンを振る動作だったり、食器を洗う動作だったり、
最初は単純にそのシンボル道具の動きを繰り返し真似ることから始まるのです。



アスコ ディナーセット

 


アスコ おなべセット

<独り言>
子どもって、大人の話をよく聞いていたり
大人の行動をよく見ていて覚えて驚かされます。
それをままごと遊びで表現しようとする時
リアルに感じられるおもちゃ
(ここで言うシンボル道具)があると
より子ども達は、遊びに入りやすくなり
「なりきる」ことができるのだと分かりました。

お店に来てくれる小さなお客さん達が
ごっこ遊びのお部屋から中々出たがらず
いつまでも集中して遊び続けられるのは
こういう理由からなのでしょうねっ(^^)

[P81 – 3行目まで] by A.A

人形の、適度なやわらかさや硬さには理由がある!


あなたが親になって、初めて赤ちゃんを抱っこした時を思い出してみて下さい。
赤ちゃんはとてもやわらかでしたね。
その温もりと感触は、実はお母さんをも落ち着かせてくれていたのです。
赤ちゃんも、お母さんのやわらかさ、ぬくもりを感じて心穏やかになっているのです。

人形も抱き心地のよさ、やわらかさが大事なのです。

__

<独り言>
ちょうど今日、お店にいらっしゃったお客様の赤ちゃんを
抱っこさせていただいたのですが、、、、

とっても!やわらかくって、赤ちゃんの温もりが伝わってきて
なんとも言えない優しい気持ちになりました(*^^*)
まさに著者が言っている通り…♡

そんな気持ちを子ども達も味わえるように
お人形のサイズ感はもちろん、感触まで考えて作られているのですね。

ソフトベビーの人気の秘訣はココにあったんだー!と納得できる内容でした♪


ソフトベビー

 

[P73 – 11行目まで] by AA

 

ストレス発散?!


「私がこれを遊ばないと帰れないんです。
私って心に何か問題があるんでしょうか…」
(子育て支援センターにてお母さんからの相談)

このおもちゃを叩いて気が済むのなら叩いてくださっていいのです。

ユシラ社・ハンマートーイのハンマーは、磨り減って三角になったら
ハンマーだけでも買うことができるのです。
杭がゆるくなったら、杭だけで買えるのです(正規輸入商品の場合)。
ですから、いくらでも叩いてもいいのです。

ストレスを発散するために大人が叩いてもいいのです。
やがて心が晴れるのなら、おもちゃも幸せだと思います。

<独り言>

このおもちゃ、「叩いている!」という実感がスゴイんです。
「カンカンカン!」という音も気持ちいい。
叩いた後は気分爽快♪

確かに大人も叩きたくなるおもちゃです。

先日、カルテットの実店舗に遊びに来てくれたお子さまが
このハンマートーイで遊んでいました。
叩いてはひっくり返し、夢中になって叩いていました(^_^)
そして最後に一言

「はぁ~スッキリしたぁ~!!!」

あまりに気持ちよさそうだったので
閉店後、私もこっそり叩かせてもらいました(笑)

[P69 – 3行目まで] by AA

世代を超えるおもちゃを


子どもたちが遊んで楽しかったと思ったら
それは将来の子育てのよい準備になっているのです。

子育てというのは文化として受け継がれていくものです。

自分が親になったときに、また出会わせてあげられるように、
はやりすたりのものではなく、基本的によいおもちゃが
供給され続けなくてはいけないと思うわけです。

おもちゃ体験

<独り言>
ドイツベック社 創業者のクリストフ・ベックさんの名言が再び登場します。
「私のおもちゃは三十年間壊れずに家庭で遊ばれ続けなければいけない」

その意味について、著者はP39~43で説明していますが
ここではもう一つの意味があると言っています。

よいおもちゃで遊んだ子ども達が大人になった時も
同じおもちゃが作られ続けている必要があると。

自分が遊んだ想い入れのあるおもちゃで
子育てができるって、なんて幸せなことだろう。
読んでいて、とても温かい気持ちになりました。

よいおもちゃは世代を超えて愛され続けるのですね。

[P62-3行目まで] by A.A

スイス・アルビスブラン社の積木


無垢のブナとカエデの美しいコントラスト。基尺は4cmです。
家庭で遊ぶなら、おすすめは中タイプです。

アルビスブラン積木(中)

なぜなら三歳の子どもの積木の適正量は、
目安として百ピースだからです。

でも、赤ちゃんならば、最初から百ピース必要なわけではありません。
すこしずつ、たくさんの数で遊べるようになっていくのです。

③ アルビスブラン積木ブログ用

 

<独り言>
子どもは3歳くらいになると
100ピースの積木で遊べるようになる・・・

これってすごいことだなぁ~と思います。
子どもってスゴイ!!!

もちろん、3歳になって初めて積木を与えてあげて
100ピースも使いこなせるわけがありません。

0歳、1歳の時に、数ピースからスタートし
徐々に徐々に・・・
遊びながら、学びながら成長していくのですね♪

だから質の良い積木じゃないといけないんだー!!!!

[P51 11行目まで] by A.A

十九世紀のドイツの教育者・フレーベル


積木はフレーベルによる発明品ということもできるでしょう。

Fr._Fröbel

フレーベルは一つ一つを同じ大きさとその二倍、三倍、四倍・・・
という整数倍にして構成することによって
子どもたちが並べたり積んだりする遊びができるようにしたのです。

そして、無垢の木材を材料にすることによって
その積木をさまざまなものに見立てることができる
見立て遊びに展開できる「おもちゃ」にしたのです。


フレーベル積木(小)

 

<独り言>
積木には、基本の尺度(基尺)があることをご存知でしたか?
基尺があることで
子どもは、積木で遊びながら
その規則性や自然の摂理を身に付けていくのです。

5歳までに1人の子どもに必要な積木の数は約100ピース。
フレーベルの考えを基に作られた積木「フレーベル積木」は
ちょうどその100ピース入っています。(基尺:3.3cm)

積木は、子どもがあらゆることを考えるために必要な道具なので
質の良い積木を選んであげることが大切です。

[P45-3行目まで] by AA

 

 

 

次の発達の準備


赤ちゃんは、

身体を動かすことで、次の発達の準備をしています。

少しずつ持てるようになって、だんだん握ることができるようになっていく。

今ちょうどよい重さ、それよりもちょっと重い重さがよいのです。

そして「強く振ったほうが素敵な音が出るんだ」と、

体感的に気づいていくのです。

 



リングリィリング|ネフ社/naef 社(スイス)

 



ティキ|ネフ社/naef 社(スイス)

 



ドリオ|ネフ社/naef 社(スイス)

 

<独り言>

途中、藤田家の息子くんが0歳の頃
ドリオをぶんぶん頭にぶつけていた
というエピソードが出てきますが…、

「ラトルを振ることにそんな意味があったなんてー!」
と仰天しました。

赤ちゃんは、ただ楽しいから
ラトルを舐めたり振ったりしているわけじゃないんです。
(もちろん、楽しい!は大前提だと思いますが♪)

著者が3種類のラトルをおススメしているのにも納得(^_^)

[P34-8行目まで] by AA

絵本「ぞうのババール」から学ぶこと


ババールの物語は底抜けにハッピー♪

「僕のために世界はあるんだ」
ババールは物語のなかでそういう生き方をしています。
思ったことはすべてかなう。
僕はハッピーになるんだ、ということなのです。

(現実は違います。思ったことがすべて叶うわけじゃない…
でも絵本の中ではハッピーになる話をいくらでも語ることができる。)

今の子どもたちに、なぜ絵本の読み聞かせをしてほしいのか?
それは、自己肯定感が育っていない子どもたちがあまりにも多いからです。

自己肯定感、どんなつらいときが訪れても
生きる希望を失わない「心の根っこ」を育ててほしいのです。

読み聞かせ

 

<独り言>
たくさんの絵本と出会うことで
空想の世界がたくさん広がる。

悲しいことがあっても
絵本の世界を旅した後は
なんだか元気が湧いてくる。

それも、大好きなお父さん・お母さんに
読み聞かせてもらうことで
自分は愛されていると実感できる。

幼い頃、夜寝る前の
絵本の読み聞かせタイムが大好きだった私と弟。

根拠のない自信=自己肯定感を
たっぷり育ててもらっていたんだなぁ・・・

[P25-2行目まで] by AA