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木のおもちゃ カルテットのスタッフです。店頭でのお子さまとの触れ合いが何よりも楽しく、幸せな時間です。毎日お子さまの笑顔に癒されながら仕事をしています。実際のお客様からの声、お子さまの様子も交えながら紹介していきたいと思います。

500冊の本に出会うということは


子どもたちを何冊の絵本と出会わせたらいいのでしょうか。

アメリカの児童図書館では、小学校に入るまでに500冊の絵本に出会わせてくださいといっていたそうです。

そのなかには、赤ちゃんの絵本にはじまり、創作の絵本があり、科学の本あり、昔話があり、言葉遊びがあり、童話があり、いろいろな本に出会わせるということです。

多様な作家の多様なジャンルの本に出会わせることが大切なのです。

500冊の本に出会うことは、500人の人に出会うということなのです。

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<独り言>

つい自分だけで選ぶと、好きな作家さんや、好きなジャンルの作品に偏りがちになってしまう…
そんな経験はありませんか?
私はまさしくそのタイプで、自分の好みで選ぶとつい、ナンセンスな作品ばかりになってしまい、
このままで大丈夫か…と少し不安に思っていました。
これからは、自分好みの絵本も集めつつ、お店の人のオススメを聞いてみたり、
年齢別のコースで購読したりと、今までに読んだことのない絵本も、
たくさん読みたいと思います!

[P146 10行目まで]by K.I

世界でいちばん恐ろしい昔話


「かちかちやま」は、世界でいちばん恐ろしい昔話といってもいいくらいです。

でも、だからこそ、ウサギが、徹底的に仇をうつのです。

そしてタヌキという悪は滅びていくのです。

子どもの純粋な心に、「正しいことは正しい」ということがきちんと根を張るだけの印象を与えるのです。

isbn4834007693

よい絵本に描かれる昔話の世界は血生臭くありません。

残虐、残酷には描写しない。

子どもがその空想の世界で、象徴的に想像できるような表現で、昔話の世界を見事に描いています。

 

<独り言>

世界で世界でいちばん恐ろしい昔話…気になって、大人になってからは初めて読んでみました。
子どもの頃は、その物語の恐ろしさをあまり理解せず、「悪いことをしたら、あとから自分に返ってくるんだ」と思っていましたが、大人になって読むと、その恐ろしさに衝撃を覚えました。
昔話から、いくつになっても学ぶことが出来るんですね。
その他の昔話も、もう一度読んでみたいと思います。

[P137 14行目まで] by K.I

昔話から、生きる力を得る


昔話とは、生きる希望と知恵の伝承です。

文字で書かれたものではなく、人から人への口伝えの文学です。

大人になることさえ難しかった時代、そして生きていくことが厳しかったその昔に、名もない民が、生きる希望と知恵として伝えたのです。

昔話は世界中にあります。

世界中どこでも、誰もがみな、生きる希望と知恵を子孫に託すときに、言葉による「物語」を伝えていくという方法が選ばれてきたのです。

物語は子どもたちの小さな心に希望を与え、それによって人は生きる力を得ていたのです。

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<独り言>

現代に昔話はもう必要ないのでしょうか?

このページの最後にはこんな言葉が書かれています。

物質的には豊かになっている現代の子どもこそ、生きる希望と知恵を与えてくれる昔話が必要なのではないかと強く感じました。

私自身、母が読んでくれた絵本の中で、どことなく内容を覚えているのは昔話ばかりだということに、このページを読んで気が付きました。

小さな心に、生きる希望と知恵がしっかり刻まれていたのですね。

[P132 1行目まで] by K.I

母の愛情を伝える


『くだもの』

 

平山和子さんのこの絵本、果物が次から次へと出てきます。

「すいか」 「さあどうぞ」 「みかん」 「さあどうぞ」 「りんご」 「さあどうぞ」・・・

「ものの名前」教える絵本だと思われてしまいがちですが、それは違います。

伝えたいのは母親の愛情です。

「さあどうぞ」と差し出されるとき、果物は、もう、あとは口を開けるだけ、きれいに洗われ、ちょうどよい

大きさに切られ、ときにはフォークにさされて差し出されているのです。

だから子どもたちは思わず口を出して「あーん」と受け取るのです。

 

<独り言>

入社してまだ間もない頃、オーナーからこの話を聞いた時、
本当に食べる真似をするの?と子育ての経験のない私は半信半疑でした。
実際にその光景を目の当たりにするまでは…

当時1歳半のNちゃんはこの『くだもの』が大のお気に入りでした。
お店の絵本棚から『くだもの』を見つけたNちゃんはお母さんに読んでとおねだり。
お母さんの読み聞かせが始まり、「さあどうぞ」と差し出されると…

まるで目の前に本物の果物があるかのように美味しそうに食べ始めたのです!
びっくりしたのと同時に、とても感動したのを今でも鮮明に覚えています。

[P125–2行まで] by K.I

 

見せたいものがわかりやすい


赤ちゃんの絵本は背景がないことが大切です。

見せたいものが、真ん中にわかりやすく描かれている。

そしてお母さんが読んでくれる言葉。

最初は、「わんわん」と読んであげたくなりますが、最初から「いぬ」でよいのです。

今日すべてを理解できなくても大丈夫。

何度も読んでもらいながら、時間をかけて発見を繰り返すのです。

言葉と絵の両方を手がかりにして、少しずつわかっていくのです。

ISBN9784834000528

【  いぬがいっぱい 】

 

<独り言>
いぬがいっぱいを読むと、つい「わんわん」と言ってしまいそうになる私…。
「絵本は書いてあることを書いてある通りに読む」
この原則が今の私にとっては少しハードルの高いものになっています。

おもちゃに比べると、少し苦手意識のある絵本
まだまだ勉強することがたくさんです!
絵本について書かれているページをしっかり読み、将来に備えたいと思います。

[P117–1行まで] by K.I

 

 

絵本の読み聞かせに相応しい人とは


絵本の読み手に相応しいのは誰でしょう?
声優?アナウンサー?
いいえ、違うのです。
子どものそばにいる大人です。
その子どもを愛している大人です。

子どもの声と気持ちを聞いてあげている人こそ、子どもに聞いてもらうことに相応しいのです。

朗読が「上手」であることが、絵本の読み手の資格ではないのです。
子育てに手遅れはない

<独り言>
絵本を読んでもらいたい気分のときと、そうではないとき。
子どものそばにいる大人だからこそ、その時々の子どもの気分に合わせてあげることが出来るんですね。

将来、絵本を読み聞かせるときは、慌ただしい毎日を忘れ、子どもとゆっくり絵本タイムを楽しみたいと思います。

[P108–9行まで] by K.I

大人も子どもも真剣勝負!


4種類の果物、イチゴ、バナナ、ライム、プラムのカードがあって、それぞれに1~5個が描かれています。

順番にカードを出していき、場に同じ果物の合計が5つになったら、真ん中のベルを「チーン」と鳴らします。

早い者勝ちのゲームです。

絵で直感的に数を見られるので、5歳から遊ぶことができます。

 

ハリガリ〈日本語パッケージ版〉
<独り言>

はじめはゆっくり、「5になったらチーン!」というルールを教えてあげてください。

慣れてくると、あっという間に子どもの方が早くベルを鳴らせるようになります!

店頭で6歳、9歳の男の子の兄弟と対戦した際、「手加減してあげなきゃな~」と心の中で思っていましたが、開始3秒でそんな思いは消えました。

結果は手加減する必要なく、子どもたちの圧勝…(笑)

大人も子どもも関係なく、本気になっちゃうゲームです。

[P102–8行まで] by K.I

遊びは「らせん状」に成長する


積木、ままごと、絵本と、子どもが夢中になるものは時とともに変わっていきます。

子どもたちは、らせん状の階段を上っていくかのように、よいおもちゃの間を順番に移っていくのです。

そのときの遊びに真剣に取り組んで、いま遊んでいない遊びはあたかも忘れているようでも、それを繰り返しながら、成長するのです。

らせんの階段を一周すると、同じ遊びでも、前よりずっと上手になっている。工夫できるようになっている。見立てる想像力の広がりも大きくなっているのです。

<独り言>
お店でも、「買ったおもちゃで全然遊ばなくなったんです…」とご相談を受けることがよくあります。

せっかく買ったのに、もう遊ばないの…?お母さんとしては不安にもなりますよね。

ここで大事なのが、今遊んでいないおもちゃを、お子さまが見えない場所に片付けてしまわないこと。

お子さまが、また遊びたい!と思ったときに、すぐに遊べるような環境を用意してあげてくださいね。

[P95–15行目まで] by K.I

 

ごっこ遊び=働く意欲が育つ遊び


子どもたちは、例えばケーキ屋さんや病院で、働く大人を見て「なんて素敵な大人だろう」という出会いと体験をしています。

人を幸せにできる大人を、よい働くモデルを真似したい、それがごっこ遊びなのです。

ごっこ遊びを子どもたち同士で体験することで、子どもたちはよい大人になること、社会的なかかわりを持つことの喜びを培っているのです。

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<独り言>
よくお店に来て下さるお客様の、お子さんの将来の夢は「私になること」

その話を聞いたときはとてもびっくりしましたが、そのお子さんにとって真似したいと思える大人に選ばれたことはとても嬉しく思いました。

それと同時に、子どもは働く大人をよく見ているんだな、しっかりしなきゃいけないなと身が引き締まる思いにもなりました。

そのお子さんの将来の夢が変わらぬよう、これからも日々精進します!笑

[P88 – 15行目まで] by K.I

 

お人形に名前を付ける意味


人形をわざと踏んだり、蹴ったりすることがあります。

そういうとき、感情的に叱らないでほしいのです。

ときに人形は、子どもの心のガス抜きの役割を果たしてくれ、それが必要な時期や場合もあるのです。

小さな心がはちきれそうになったとき、物言わぬ人形にその気持ちをぶつけるのです。

こういう行動には「自浄作用」があり、人形を傷つけることによって、自分の心のバランスを整えているのです。

大切なことは、お母さんがその人形をいたわって大事にする姿を、子どもに見せてあげるということです。

「あらあらかわいそう、痛かったね」と人形に声をかけて、人形との関係を作ってください。

そこで必要になるのが、人形の名前。

「赤ちゃん」という名前の子どもはいませんから、素敵な名前をつけてあげましょう。

 

<独り言>
お店には、お人形のお友だちを連れて遊びに来てくれるお子さんがたくさんいます。

そのお友だちには、それぞれお子さんが考えた名前が付けられており、兄弟姉妹のように何をするにも一緒です。

名前を付けることにより、よりお人形への愛着が深まるのですね。

私も2年前、ウォルドルフ人形を作り、「のりちゃん」と名前を付けました。

名前を付けてから、「のりちゃん」のことをより愛おしく感じるようになりました。

みなさんは、どんな名前を付けますか?

[P79 – 11行目まで] by K.I

わがままの消え方


わがままが消えていくのには、二つの道筋があります。

一つ目は、「満足」すること。

「私のことを百パーセント受け止めてくれているよね」と確認して確信して、消えていくのです。

二つ目は、大人に聞いてもらえないことがわかって、聞いてもらうことを「あきらめる」こと。

ありのままの自分ではなくて、「お母さんが望んでいる僕じゃないとだめだよね」というあきらめです。

しかし、自分を認めてほしい気持ちは消えません。

消えないで沸々とした思いが、およそ10年後、大人になろうとした時期に出てきます。これが思春期です。

思春期にとてもゆがんで、そして難しいかたちとなって表れてくるのです。

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<独り言>

子どもが満足するまで、わがままを聞くことは容易なことではありません。

大人にだって、その時々の感情があります。

でも、このページを読み、子どもが親に聞いてもらうことを諦めると知り、それだけは絶対に避けたいと思いました。

自分だけでなく、周りの人に協力してもらいながら、前者の満足してわがままが消えていく道筋を目指したいと思います。

[P71 – 10行目まで] by K.I

 

 

叩くおもちゃでしつけを


一歳を過ぎてある時期が来ると始まる、「叩く」「投げる」行動。

これは発達のステップです。

運動機能は心臓に近いところから発達していくのです。

叩く行動はひじを使えるようになりつつある、そこで叩くおもちゃの出番なのです。

ここからが「しつけ」のためにもいちばん大変な時期です。

「あちこちたたくのはいけませんが、ここはたたいていいからね」と教えてあげます。

しつけは「だめだめだめ」という一辺倒ではいけませんね。

「だめ」と「いいよ」をわかりやすく伝えていくことなのです。

ルールという親子で共有するものが始まるのです。

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<独り言>

店頭で叩くおもちゃをおすすめすると、
「乱暴になるんじゃない?」
と心配される方がいらっしゃいます。

でも実は、その全く逆!
落ち着きを育てるおもちゃでもあるのです!

叩くおもちゃで、子どもの叩きたい欲求を
満たしてあげてください。

[P66 6行目まで] by K.I

 

マイスター=国家資格


ドイツには、「マイスター制度」があり、国が手作りの文化を守っています。

生産=ものづくりと人間性の調和こそが、ものづくりにおいて絶えず大切にされなければならないという文化をもっているのです。

マイスターたちは、誇りをもっています。

たくさん作るということよりも、よいものを伝えるのが私たちの仕事だといいます。

彼らにとっては、一つ一つの商品は、それぞれ美術作品と等しいほどなのです。

私は、そんなマイスターたちが作るおもちゃを、子どもたちに手渡してあげたいと思うのです。

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<独り言>
おもちゃを作るのに、国家資格?!

初めてドイツのマイスター制度を知ったときはとても驚きました。

驚いたのと同時に、一つ一つ大切に作られているから、おもちゃを手にしたときに温かさが伝わってくるんだなと感じました。

マイスターの想いがこもったおもちゃを、我が子だけではなく、孫の代までずっと、遊んでいただきたいと思います。

[P61-4行目まで] by K.I

“精確”な積木


どうして、安易な加工で安く簡単な積木を作らないのか?

それは子どもたちの遊びを見ていると答えが見つかります。

子どもたちの力は計り知れないのです。

子どもたちは、ときに設計士になり、建築家になります。

だからこそ、可能な限り精確な積木がふさわしいのです。

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<独り言>
積木遊びは、少なくとも五年間は続ける遊び。

三歳ぐらいになると簡単に背の高さくらいまで
積めるようになります。

子どもの「もっと積みたい!」という欲求を
叶えてあげる、そんな積木を用意してあげてくださいね

[P53 2行目まで] by K.I

子どものおもちゃは安全でなければならない


ヨーロッパでは、おもちゃの安全基準を法律で定めています。

おもちゃを見るときには、「CE」というマークを確かめてください。
これはヨーロッパのおもちゃの安全基準を守っていますよというおもちゃだけが使えるマークなのです。
ぜひ、子どもたちの安全と健康を守ることを優先して考えてほしいと思います。

このおもちゃは「誰が」作っていますか?

このおもちゃの安全性は「誰が」責任持って説明できますか?

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<独り言>
スーパーで食材を買うとき、誰もが必ず産地を確認し、安全なものを選ぶように
していると思います。
おもちゃも同じです。
大切な我が子に与えるおもちゃの安全性を、今一度確かめてみてほしいと思います。

[P43-8行目まで] by KI