Author Archives: shinoda

About shinoda

読書が大好き、絵本・児童書が大好きでたまらない、木のおもちゃ カルテットのスタッフです。 好きだけど、どうして好きなんだろう?どうして必要なんだろう?その答えがこの本にはつまっています。知識が、自信と確信を与えてくれました。 少しでも多くの子ども達、そして関わる大人達が幸せを感じ、日々を楽しんで過ごしてもらえるように、この本のエッセンスが届きますように、と執筆しています♪

絵本との三度の再会


 

子どもたちが大好きになった絵本は、

子どものそばに置いてあげましょう。

私たちが気がつかない間にも、

子どもたちは絵本との再会に励まされながら、

成長していくものだからです。

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<独り言>

自分でも驚くほど、絵本の記憶があり、

同時に一緒に読んだ家族の記憶が蘇ります。

「ねぼすけスーザとあかいトマト」(福音館)の

スーザが毎朝フライパンで起こされているのが可笑しくて

読み聞かせしてくれている母と妹と大いに笑ったことや、

「つきよのかいじゅう」(佼成出版社)のへんてこな生き物や想像に

驚いたり、やっぱり笑っちゃったり。

 

本章を読んで、な~るほど、と納得しました。

家族が傍にいてくれて、ともに笑いあった記憶が

こんなにも心強いものなんだなあと。

 

図書館も大好きで、いまでも週1~2で通っていますが、

自宅の図書室(と呼んでいる部屋)も大好きです。

図書館は新たな出会いがつまっていますが、

家の本棚には思い出と勇気がつまっています。

ぜひ、お気に入りの絵本をお子さんの傍に置いてあげてください。

[P148まで]by M.S

読み聞かせをやめるのはいつ?


文字が少し分かるようになったら、

「もう字が読めるんだから」と

突き放してしまいがちです。

<中略>

わくわく胸をときめかせて、

想像力を広げ始めよとするその前、

想像力の芽が芽生え始めたころに、

「自分で読みなさい」となるわけです。

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<独り言>

つい「大人勝手」にものごとを見てしまいがちです
子どものためって、どういうことだろう…と考えさせられました。

 

本章では、字を教えるタイミングや、
字が読めるようになってきたら、
ついついしてしまう親心に対する注意点が書かれています。

子どもが大きくなるにつれ、
読み聞かせをいつまでしよう?と悩みますよね。
ちょっと気持ちを楽に、楽しみながら続けられる内容になっているので、
読み聞かせに対する不安がある方は、ぜひお手にとって読んでいただきたい章です。

 

私は幸せなことに、
本当にいつまでも絵本を読み聞かせてもらっていました。
なんなら、二十歳を超えた今でも読んでもらいます。笑
今は「読んでもらう」より「聞いてあげる」という感じですが。
母は、隙あらば読み聞かせたいっと思っているぐらい、
絵本が大好きな人なので、
たまにオススメ絵本を聞くと嬉しそうに読んでくれます。
今でも、親子のコミュニケーションの1つとなっている我が家でした。

 

[P141 12行目まで] by M.S

昔話から希望をもらう


子どもたちは、多かれ少なかれ、生きていく上で、

人間関係で傷つくときがやってきます。

いじめられることもあります。災害や病気もあるでしょう。

現実の世界で、いじめる相手は、明日もいじめにやってくるのです。

<中略>

根拠は要りません。根拠のない希望が必要なのです。

 

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【絵本】おおかみと七ひきのこやぎ グリム童話|福音館書店(日本)
<独り言>

本当になあ、とつくづく感じています。

人が人である限り、意志を持ち考える限り、衝突は避けられません。

自分が信じられなくなる瞬間や、価値観の揺らぐ時が度々おとずれ、

そのたびに追いつめられるような気持になることがあります・・・。

 

そんな時、根拠のない、現実味のない希望がそっと支え、

道を示してくれるのですね。

 

昔話の奥深さと同時に

こーんな昔から変わらずに未来へ希望が伝えられていることに

ちょっとロマンを感じてしまいました。

 

[P134まで] by M.S

 

子どもに質問しない


「梨はどれかな?」とか、「スイカはどれ?」と子どもに言うのも同じです。

<中略>

確かめたくなる気持ちはわかります。

でも、大丈夫です。子どもは好きになれば、自分から言いたくなるときがくるのです。

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あー、なるなる!なってる!と思わず呟いてしまいました。笑

ついついお節介な気持ちが働いてしまうんですよね。

 

でも自分が読み聞かせてもらう立場だったら…

やっぱり自分の意図と違う口出しをされたら嫌だなあ、と。

 

絵本の楽しいポイントは人によって様々で、

そこが面白いですよね。
背景を気にしたり、主人公をおいかけたり、

配色にわくわくしたり、

着眼点も想像する世界も十人十色!

 

親子でそれぞれの絵本の世界を楽しめたら素敵ですよね。

そして、その楽しみを共有できるようになったら、
きっともっと広い世界が見えるようになる気がします。

[P128–7行まで] by M.S

絵本を選ぶ秘訣がつまっています。


 

その通りに読んでみることでしか、

出会えない絵本の面白さがあるのです。

 

 


【絵本】 ぴよぴよぴよ
<独り言>

ここのくだりでふと感じたのが

何かを選ぶ時、ついついメッセージ性を求めてしまいがちだな、ということ。

筆者は、何も知らない自分がはじめて「ぴよぴよぴよ」で埋め尽くされた絵本を手に取った時、子どもに読もうと思ったかな?と述べていますが、

確かになあと感じます。

「ぴよぴよぴよ」は幼い頃に読んでもらいとっても大好きな絵本ですが、今の自分が初めて出会って手に取ったかな?

振り返ればついつい、内容にとらわれてしまいがちな自分がいます。

例えば、

夜寝る前にちゃんと歯磨きして欲しいから、この絵本を読んであげよう。

とか、

でも、絵本は、何かを学んでほしいから、

覚えて欲しいから読んであげるものではないなあと。

もちろん、育まれる愛情や感性が確かにあるのですが、

それは大人の思惑とは別のものという気がしてなりません。

 

本章は、絵本選びのポイントになるお話がたくさんでてきますので、

ぜひ参考にしてみて下さい。

[P120–8行まで] by M.S

書いてあることを書いてある通りに読む


上手下手は二重構造です。

上手であればあったほうがいい。

でも、上手でなくてもよいのです。

<中略>

あなたのそばに子どもがいたら、

あなたは読み手になる資格があるのです。

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はじめて絵本を読み聞かせる事になった時、

なんとなく気恥ずかしくて抵抗を感じました。

また、読んでみればみるほど、きちんと感情を込めて、上手に読まなくては!

と気負ってしまい、おわってみれば読んでる本人が楽しんでなかったなーんてことも。

そんな絵本の読み聞かせ、気になるけど

私じゃな僕じゃなと思っている方にぜひ読んでみてもらいたい一説です。

 

なーんだ、こんな風に読めばいいんだ、とすっと気持ちが楽になりますよ。

ぜひ、子どもたちとたくさん絵本を読んで頂きたいです。

[P111–12行まで] by M.S

木のおもちゃで遊ぶのは何歳まででしょうか?


木のおもちゃで遊ぶのは何歳まででしょうか?

答えは「一生」です。

<中略>

そして、ときどき触れてみて、そのころのことを思い出すのです。

 

 

 

<独り言>

思い出に残るおもちゃ、絵本ってありますよね。

私も小学生に上がったばかりの頃、たくさん読み聞かせてもらった幼児向け絵本を読んでみたり、

もう使っていなかった積木を触ってみたりを繰り返していました。

今思えば環境の変化に戸惑う中で、かわらない愛情を探していたのかもしれません(なーんて、笑)

 

木のおもちゃカルテットの店頭にいらっしゃる大人のお客様も、

お子さんと一緒になって、

時にはお子さん以上に楽しそうに(笑)おもちゃで遊んでいかれます。

私も、大人になってから、友達と木製バランスゲーム「ゲーム・ワニにのる?」で

友達と2時間にわたって楽しんだ経験があります・・・。笑

 

そして最近は、90歳を迎えた祖母と一緒に遊ぶことも増えました!

以前に比べ出来る事がかわってきた祖母と、

なにか一緒に楽しめるものはないかなと思っていたのですが、

スティッキーなどのゲームは祖母の方が得意なぐらいでした。笑

 

[P105–9行まで] by M.S

家で甘える子は頑張りやさん


自分の身の回りのことを自分でできるようになって、
入園したのに、家に帰ってくると、
まるで赤ちゃんのように何もできない。

心配になってクラスの先生や園長先生にきいてみると、
「お宅のお子さん、園ではちゃんとやっていますよ」
と言われるのですが、家では全くの甘えん坊。

<中略>

家の外で精一杯頑張っている分、家ではその反動で甘えたいのです。

それでいいのです。

 

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<独り言>

私もそうだったなと懐かしく思いつつ、未だに甘え癖が治っていないなあと。

恥ずかしいやら耳が痛いやら、読んでいて親への感謝の気持ちが増しました。

子どもの頃は、甘えてる自覚もあんまりなかったのですが、

小学生中学年ぐらいになってくると自分の性格も分かってくるので、

ちょっと自分の内外の差にモヤモヤ悩んだこともありました。今もですが。笑

母もよく何も言わず甘えっぱなしにさせてくれたなと、感謝が尽きません。

いつか私も、誰かの甘える場所になろう!と気合が入りました。

[P98–9行目まで] by M.S

片づけにこだわらない


大人が楽しそうに片づける姿を見せ続けてください。

子どもにとって、お片づけは楽しいことだ、

と信じられるようになるまで続けることです。

「わるいけど、
 お片づけは楽しくて大好きなあなたでさえ、やらせられないわ」

という感じです。

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<独り言>
無理なくできる、お片づけについての子育て。
正直お片づけは得意ではないので、ちょっと不安もありましたが
これならできるかも?!笑

「お片づけは、面倒くさい」
ふと、それって何時からなんで思うようになったのかなーと。
「面倒なこと」っていつの間にか思い込んでいたけど、
得意ではないですが、ないなりにも実際やってみると、
身の回りがスッキリしていく事は気持ちがいいですし
持ち物にたいする思いも整理できるような気がします。

思い込みの威力って確かにすごいものがあるなと思います。
子ども達が楽しんで取り組めるよう、
大人の私たちも楽しんでお片づけしていきたいですね。

[P92 – 7行目まで] by M.S

おもちゃと本物は区別する


おもちゃはおもちゃ、本物は本物と区別することは、

子どもたちが安心して遊び続けるために必要な環境づくりなのです。

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<独り言>

ここでは、「おもちゃである」ことの大切さが書かれています。
おさがりのお鍋などの実際に使った道具ではない「おもちゃ」であることの大切さ。
それってなんだと思いますか?
確かに!うぅむ、なるほど!とすとんと腑に落ちる内容でした。

子ども達は、とてもよく周りをみています。
自分の使っているものが、どういうものか周りをみて把握しています。

「見られている」「学ばれている」という意識を持った大人でありたいな、と思いました(・~・)
[P82 – 11行目まで] by M.S

ともに成長する


こうして人形をお世話しながら成長していくと、

ある日ある時、逆転現象が起こります。<中略>

「自分はだめな子」とか、

「私はパパやママに嫌われている」と思う

心の危機が、子どもにあるのです。

その危機に、この人形が支えてくれるのです。

ブログ用

<独り言>

たくさんお世話遊びをして、一緒に過ごしてきたお人形が
心の支えになるんですね。

成長の過程で、誰も私のことを分かってくれない、そんな気持ちになること、ありますよね。
私にもありました。今思い返すと顔から火が出そうですが。笑

自分のことでいっぱいいっぱいになって心の余裕がない時に、
自分のことを全て分かって、許容し受け止めてくれる存在がいるのは、なんと心強いことだろうと思います。

それが、親の愛情がたっぷりつまったお人形であったなら、尚のことですよね。
ウォルドルフ人形は、「目に見える愛」なのかな、と思いました。

[P77 11行目まで] by M.S

欲求を満たすおもちゃ


叩くおもちゃは、

子どもにとっては楽しくて仕方ありません。

あちこち叩くのはだめだけれど、

ここは叩いていいからね、

ということを根気よく教えてくださいね。

<独り言>

私も、叩くおもちゃが大好きでした!
紹介されているノックアウトボールをみて、懐かしい気持ちでいっぱいになりました。
あの木球の絶妙な大きさ!意味もなく握っていたくなります。笑

子どもの発達段階のなかで、「叩く」というのは必ずでてきますよね。
お店に来る子ども達もハンマー大好きです。笑

でもやっぱり、あちこち叩くのは困ってしまう。
そんな時こそ、おもちゃの出番!

子どもの欲求も満たされ、親の気持ちも満たされ・・・!笑
一石二鳥ですね♪
[P67 – 4行目まで] by M.S

森林を守る


木が人を生かし、

人が木を生かしてきたという

人類の自然との調和の積み重ねが、

私たちの心に、

木のおもちゃを求める想いを与えているのです。

<独り言>

「世代を超えるおもちゃ」というくくりの中で、
この本で紹介しているおもちゃには、
FSC(Forest Stewardship Council、森林管理協議会)のマークが付いていることが述べられています。

このマークは、ドイツに本部をおく、森林管理協議会が
認証した、【管理や伐採が適切に行われている森林】
から生産された木材製品である、ということを指しています。

ときどき考えます、
自然のサイクルの中で、
私たちの営みは何を生むのだろう、とか、
消費するばかりの生活の中で
少し息苦しい気持ちになったりもします。

こういった取り組みに目を向け、理解することが、
消費する生活からの脱却につながるのかなー

[P62まで] by M.S

大きな基尺から小さな基尺へ、少ない量からたくさんへ


積木遊びや形を作る遊びには、

子どもの成熟度に応じて、

「量は多くする」「基尺は小さくする」という方向性があります。

 

 

<独り言>

この本に出会うまでは、
なんとなく子どものおもちゃの定番といえば
積木だよなあ、というぐらいの認識でいました。
「積木」という遊びに、
こんなにもたくさんの意味が込められていたなんて思いもしませんでした。

そして、遊び方に加え「与え方」というものがあるということも、
はじめて知りました。

考えてみれば、当たり前のことかもしれません。

遊ぶ子は十人十色、
そして日ごとに成長して私たちを驚かせてくれます。

10個積んだ次の日は11個積めるかもしれません、
そんな日々を重ねて、成長していく子どもたち。
新たな発見と挑戦をするためにも「その時」に見合う積木を
しっかり用意して与えてあげなくてはいけないんですね。

 

[P55-4行目まで] by M.S

最初は崩すことから


赤ちゃんが、初めて積木に出会ったその日から
積木を積むということはありませんね。
崩してしまうのです。

こんなふうに積んでみなさい、
と大人が積んで見せれば見せるほど、崩してしまうことさえあります。

それでは積木を与えるのがまだ早かったのでしょうか?
決してそうではないのです。

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「崩す行為」に、そんな意味があったのかと
驚く反面、確かに!とすごく納得できました。

大人は、完璧を求めたがりますよね。
大人というよりも、できる人はと言ったほうがいいのかもしれません。

積むことのできる人は、すぐ答えに考えがいってしまいますが、
未経験の人にとっては、全てが驚きと発見の連続!
こうすると積めない!押すと崩れる!
いろんなことを確かめながら積めるようになっていくんですね。

積木に関わらず、大人になってからも、
そういう経験の連続だなと感じました。

できない事、はじめての事に失敗を繰り返しながら根気強く取り組んでいく
何事も楽しみながら取り組もうという気持ちになりました。

[P46まで] by M.S