児童館にアナログゲームを!

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Posted by 藤田篤 | Posted in よいおもちゃの選び方・与え方講座, カードゲーム・ボードゲーム, 知育玩具インストラクター養成講座, 藤田篤 最近の 講演、講義、セミナーのご紹介 | Posted on 11-10-2015


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12月に開催される児童館・児童クラブ職員の研修会の打ち合わせに

清洲児童センター、小牧児童センターからそれぞれ

市江先生、瓜生先生が遊びに来てくれました。

児童館は各市町村がそれぞれ工夫を凝らして運営していて

子どもにとってなくてはならない

放課後の「居場所」です。

151206_集まれ愛知の児童館02

お二人に、最近の児童館での子どもたちとの様子を伺いました。

どこにでもデジタルゲーム機を持ち歩き

家族や友達と一緒にいてもゲーム機とだけ向き合っている子どもたちが

コミュニケーションが未熟だったり

自分の気持ちや感情を伝えることが苦手で

他人との関わりに飢えていたりする。

そんな

デジタルな遊びが広がっている風潮の中

他人と関わり、ルールを守り、社会性を育てる遊びを保障すべき

児童館として、「アナログ遊び」の伝道師を育てたい。

というのが、今回の研修の趣旨。

151206_集まれ愛知の児童館01

アナログゲーム=ドイツゲームを通じて

子どもたちは

自分の知的能力・身体能力・人の心を読む力・見通しを立てる力、忍耐力を

総動員して勝つことの面白さを知ります。

これが、「やる気」の源になります。

ルールを守る楽しさを知り

友達、大人と顔と顔を合わせて

感情を出してぶつかり合い

ありのままの自分と向き合い社会的人格が成熟していきます。

負ける悔しさ、勝つ喜びを全身で感じ

勝って自信と自己肯定感が育ちます。

幼児期に育ちきれなかった

「人を信じ、自分を信じる気持ち」が再構築されるのです。

ドイツゲームは、「3歳から99歳までの」ゲームとも言われる所以です。

ところが何故

そんな素晴らしいドイツゲームが広がらないのか

理由は

保育士、児童館のスタッフが子どもの頃に出会っていないから

そして、どのゲームが今、ちょうどよいのか。選び方が分からない。

どうやって与えたらいいのか、を学んでいないからです。

ドイツゲームの選び方、与え方をお教えしましょう。

これが、ドイツゲームの選び方、与え方です。

【ドイツゲームの選び方】

1)発達的なレベル
2)勝ち方、ゲームで使う能力とテーマ
3)物語性
4)参加人数、ゲーム時間
5)基本ルールと変更ルールの幅

で選べば、いつでもそこにいる子どもたちにぴったりのゲームを

提供してあげることが出来ます。

【ドイツゲームの与え方】

1)知識としてのルールではなく、勝つ喜びで、出会わせる
2)簡単に全体像を伝える
3)「遊びたい」気持ちを引き出してゲームを始める
4)出来ないステップをサポートする
5)勝たせて、褒めて、嬉しさを実感させる
6)その場にいる全員に楽しさ、勝つ喜びを共感させる
7)負けそうな子を励ます

これを守れば、誰でも楽しくドイツゲームを指導することが出来ます。

今回のワークショップでは

これらのことを

実際に、ドイツゲームを体験しつつ学んでいただきます。

元気スイッチon!!あつまれ!あいちのじどうかん!151206パンフ

第3分科会 やっぱりいいよね!アナログ遊び です。

→元気スイッチon!!あつまれ!あいちのじどうかん!のサイトはコチラ

おススメのアナログゲームのサイト「脳と体を育てる知育ゲーム」はコチラ

ドイツゲームのインストラクターになるには、

3歳からの初めてのドイツゲームインストラクターは、

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