積木はフレーベルによる発明品ということもできるでしょう。
フレーベルは一つ一つを同じ大きさとその二倍、三倍、四倍・・・
という整数倍にして構成することによって
子どもたちが並べたり積んだりする遊びができるようにしたのです。
そして、無垢の木材を材料にすることによって
その積木をさまざまなものに見立てることができる
見立て遊びに展開できる「おもちゃ」にしたのです。
<独り言>
積木には、基本の尺度(基尺)があることをご存知でしたか?
基尺があることで
子どもは、積木で遊びながら
その規則性や自然の摂理を身に付けていくのです。
5歳までに1人の子どもに必要な積木の数は約100ピース。
フレーベルの考えを基に作られた積木「フレーベル積木」は
ちょうどその100ピース入っています。(基尺:3.3cm)
積木は、子どもがあらゆることを考えるために必要な道具なので
質の良い積木を選んであげることが大切です。
[P45-3行目まで] by AA