思春期を恐れる必要はありません。
この時期の子どもたちは、反抗と依存を繰り返し、
バネのように、それが訪れるのです。
子どもが困っていることに敏感になりましょう。
子どもからの信号は、常に発信され続けているのです。
おもちゃの話題、絵本の話題を適度に持ち出して、
それまで築いてきた土台をさりげなく確認しておきましょう。
<独り言>
息子はもう中学生になりました。
学校での出来事や友達との間にあった事を
もう、私に話してくれる時間は、
小学校の時に比べると、ぐっと少なくなりました。
彼より6歳年下の娘がおもちゃで遊んでいる時に、
あのおもちゃはさ~・・・と、
彼がそのおもちゃで遊んだ当時の思い出を、彼に話したりします。
娘に読み聞かせをしている時、
彼は隣に座って一緒に聞いていることがあります。
そして彼は、妹に絵本の読み聞かせをしたがります。
なんでお母さんの役目を奪うねん、と思っていましたが、
その行為は、彼なりの「愛情の確かめ」なのかな。
[P106–8行まで] by AO