子どもたちが大好きになった絵本は、
子どものそばに置いてあげましょう。
私たちが気がつかない間にも、
子どもたちは絵本との再会に励まされながら、
成長していくものだからです。
<独り言>
自分でも驚くほど、絵本の記憶があり、
同時に一緒に読んだ家族の記憶が蘇ります。
「ねぼすけスーザとあかいトマト」(福音館)の
スーザが毎朝フライパンで起こされているのが可笑しくて
読み聞かせしてくれている母と妹と大いに笑ったことや、
「つきよのかいじゅう」(佼成出版社)のへんてこな生き物や想像に
驚いたり、やっぱり笑っちゃったり。
本章を読んで、な~るほど、と納得しました。
家族が傍にいてくれて、ともに笑いあった記憶が
こんなにも心強いものなんだなあと。
図書館も大好きで、いまでも週1~2で通っていますが、
自宅の図書室(と呼んでいる部屋)も大好きです。
図書館は新たな出会いがつまっていますが、
家の本棚には思い出と勇気がつまっています。
ぜひ、お気に入りの絵本をお子さんの傍に置いてあげてください。
[P148まで]by M.S