Author Archives: 藤田篤

About 藤田篤

木のおもちゃ カルテットのオーナーです。

絵本の読み聞かせに相応しい人とは

絵本の読み手に相応しいのは誰でしょう?
声優?アナウンサー?
いいえ、違うのです。
子どものそばにいる大人です。
その子どもを愛している大人です。

子どもの声と気持ちを聞いてあげている人こそ、子どもに聞いてもらうことに相応しいのです。

朗読が「上手」であることが、絵本の読み手の資格ではないのです。
子育てに手遅れはない

<独り言>
絵本を読んでもらいたい気分のときと、そうではないとき。
子どものそばにいる大人だからこそ、その時々の子どもの気分に合わせてあげることが出来るんですね。

将来、絵本を読み聞かせるときは、慌ただしい毎日を忘れ、子どもとゆっくり絵本タイムを楽しみたいと思います。

[P108–9行まで] by K.I

お年寄りにもおもちゃが有効

クボロやカードゲームで、おじいちゃんやおばあちゃんとの楽しい団欒が生まれたご家庭から
お喜びの声をいただきました。
「我が家の中に、初めて平和が訪れました。」

よいおもちゃは、子どものためだけのものではありません。
時には、おじいちゃんやおばあちゃんのためにも役立ちます。

私達が毎日広めているおもちゃは、決して幼稚なものではなく、
家族全員が平和でハッピーになれるおもちゃです。

<独り言>

私も、いつかは老人性痴呆症になるのではないかと
日々の記憶力が低下していく自らを見つめながら
密かに恐れているのです。

記憶力どころか、
計算力や理解力がぐんぐん落ちているなあ・・・と怖くなり、
新しいことへの冒険心は減退し、臆病になってきている気がします。
そんな風に、じわじわと自分が自分でなくなっていく不安感につきまとわれています。

それもこれも、もしかして脳への刺激が足りないからではないのか・・・!?

手を動かせばボケ防止になると言われたりしますし、
囲碁将棋やマージャンがいいよ、なんて意見も聞きます。

ということは・・・、
知育ゲームや知育積木でときどき遊ぶことで、
もしかしたら、老化を後退させることができるのかもしれません・・・!

早速、やってみますかね!!( •̀ᄇ• ́)ﻭ✧>自分

そんな老いに顔を曇らせたり、悲しさを感じているシニアの方達には、
ぜひ、カルテットのお届けするおもちゃで、
幼い頃のような楽しい時間と、ワクワク感を取り戻していただきたいです。
そして、思わず笑みが溢れるようになれば、家族全員が幸せな気持ちになれるはず。

身近な老いに辛く必死で闘っておられる皆様・・・、
一時、時間を忘れて、子どもに戻ってみませんか?

[P107 最終行まで] by Y.K.

木のおもちゃで遊ぶのは何歳まででしょうか?

木のおもちゃで遊ぶのは何歳まででしょうか?

答えは「一生」です。

<中略>

そして、ときどき触れてみて、そのころのことを思い出すのです。

 

 

 

<独り言>

思い出に残るおもちゃ、絵本ってありますよね。

私も小学生に上がったばかりの頃、たくさん読み聞かせてもらった幼児向け絵本を読んでみたり、

もう使っていなかった積木を触ってみたりを繰り返していました。

今思えば環境の変化に戸惑う中で、かわらない愛情を探していたのかもしれません(なーんて、笑)

 

木のおもちゃカルテットの店頭にいらっしゃる大人のお客様も、

お子さんと一緒になって、

時にはお子さん以上に楽しそうに(笑)おもちゃで遊んでいかれます。

私も、大人になってから、友達と木製バランスゲーム「ゲーム・ワニにのる?」で

友達と2時間にわたって楽しんだ経験があります・・・。笑

 

そして最近は、90歳を迎えた祖母と一緒に遊ぶことも増えました!

以前に比べ出来る事がかわってきた祖母と、

なにか一緒に楽しめるものはないかなと思っていたのですが、

スティッキーなどのゲームは祖母の方が得意なぐらいでした。笑

 

[P105–9行まで] by M.S

ボードゲーム・カードゲームで「キレない」子が育つ

ゲームは、実は自分に勝つ
自分に向き合う遊びをしているのです。

ルールを守る。順番を守る。
負けを受け入れることなしに
一緒にゲームを楽しむことはできません。

悔しがって地団駄を踏んだり、かんしゃくを起こしたりするので
大人が心配することもありますが、ご心配には及びません。

ドイツゲームを通して、勝ったり負けたりの経験をたくさん積んでいる
子どもたちは、思春期になって「キレたり」しないのです。

人と人とで向き合って、真剣勝負を積むことで
社会性、そして人間関係を上手に築けるようになっていくのです。

イメージ ラビリンス

 

<独り言>
私も幼い頃、カードゲームやボードゲームが大好きでした♪
小学生、中学生になってもおじいちゃん家に遊びに行った時は
勝負を挑むのがお決まりで、何度も何度もカードゲームで遊んだ記憶があります(^^)

こういう記憶は、大きくなっても残っているものだなぁと
改めて思い返して懐かしい気持ちになりました。

キレない子を育てるだけじゃなく
家族や友達との楽しい団らんのひと時を味わえるドイツゲーム。

デジタルゲームじゃないのがポイントです!!!!

⇒おすすめのドイツゲームはこちら

 

[P103–5行まで] by A.A

大人も子どもも真剣勝負!

4種類の果物、イチゴ、バナナ、ライム、プラムのカードがあって、それぞれに1~5個が描かれています。

順番にカードを出していき、場に同じ果物の合計が5つになったら、真ん中のベルを「チーン」と鳴らします。

早い者勝ちのゲームです。

絵で直感的に数を見られるので、5歳から遊ぶことができます。

 

ハリガリ〈日本語パッケージ版〉
<独り言>

はじめはゆっくり、「5になったらチーン!」というルールを教えてあげてください。

慣れてくると、あっという間に子どもの方が早くベルを鳴らせるようになります!

店頭で6歳、9歳の男の子の兄弟と対戦した際、「手加減してあげなきゃな~」と心の中で思っていましたが、開始3秒でそんな思いは消えました。

結果は手加減する必要なく、子どもたちの圧勝…(笑)

大人も子どもも関係なく、本気になっちゃうゲームです。

[P102–8行まで] by K.I

ドイツの神経衰弱は言葉を使う

著者の家では、ゲームと言えば、カードゲームやボードゲームのこと。

2歳児の心を捉えた、ドイツの神経衰弱ゲーム「キンダーメモリ」は、
トランプのような数字や記号ではなく、33組の絵カードで成り立っています。
絵を扱うことで、自然と言葉も使います。
そして、記憶力が旺盛な2歳〜3歳児なら、容易に親に勝てるようになります。

親にゲームで勝つことほど、子どもに嬉しいことはありません。
こうして、カードゲームに真剣にのめり込むようになります。

キンダーメモリー(むっちパパオリジナル遊び方説明書付き)|ラベンスバーガー社(ドイツ)
キンダーメモリー|ラベンスバーガー社(ドイツ) ・・・カルテットオリジナルの遊び方説明書付きです。

<独り言>
小学生の頃、毎週通っていた音楽教室で、日曜日の練習の後、必ずトランプでゲームをしていたことを思い出します。
私は、「キンダーメモリ」のような絵カードを使ったゲームをやった覚えはありませんが、
ゲームだと、子どもはムキになるものですよね。
飽きることなく繰り返していたように思います。
幼児期で、さらに言葉を覚える頃ならば・・・。
休日のたびに親子で、「あー、りんごだね!」「そうか、ぞうさんだったか」などと遊んでいれば、
自然と言葉も覚えそうです。
記憶力と言語力を刺激するドイツのカードゲーム。
よくできていますねーー!

[P101–9行まで] by Y.K.

家で甘える子は頑張りやさん

自分の身の回りのことを自分でできるようになって、
入園したのに、家に帰ってくると、
まるで赤ちゃんのように何もできない。

心配になってクラスの先生や園長先生にきいてみると、
「お宅のお子さん、園ではちゃんとやっていますよ」
と言われるのですが、家では全くの甘えん坊。

<中略>

家の外で精一杯頑張っている分、家ではその反動で甘えたいのです。

それでいいのです。

 

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<独り言>

私もそうだったなと懐かしく思いつつ、未だに甘え癖が治っていないなあと。

恥ずかしいやら耳が痛いやら、読んでいて親への感謝の気持ちが増しました。

子どもの頃は、甘えてる自覚もあんまりなかったのですが、

小学生中学年ぐらいになってくると自分の性格も分かってくるので、

ちょっと自分の内外の差にモヤモヤ悩んだこともありました。今もですが。笑

母もよく何も言わず甘えっぱなしにさせてくれたなと、感謝が尽きません。

いつか私も、誰かの甘える場所になろう!と気合が入りました。

[P98–9行目まで] by M.S

赤ちゃんがえりしたっていいんです

年齢相応に育っていたはずなのに、急に幼くなる。
できていたはずのことができなくなる。
お姉ちゃんらしく、お兄ちゃんらしく振舞うことができなくなる。
そんなときは、子どもはバネのように育つと思い出してください。

子どもたちは、上へ上へとひまわりのように伸びようとするのですが
縮むこともときには必要なのです。

弟や妹が生まれたことがきっかけになりやすいのですが
どんなときでも、ときにはプツン、と緊張の糸が切れたように
「赤ちゃんがえり」してしまうことはあるのです。

子どもがそんな様子になったら、基本的信頼を確かめているんだな
思ってあげてください。

何もできなくても「大好きよ」と言ってほしい、ということです。

 

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<独り言>
私にも弟がいるのですが
幼少期はよく「何で弟ばっかり優しくするの?!」と
よく怒ったり、こっち見て行動をしていました(笑)

お姉ちゃんらしくしなきゃ!と思う反面
まだまだお母さんに甘えたいと思う気持ちが
あったのだと思います。

急に赤ちゃんがえりしてしまった時は
たっぷり甘えさせてあげてください♡
伸びて縮んで、また伸びて…
そうやって逞しくなっていくんですね。

[P97–7行目まで] by A.A

 

遊びは「らせん状」に成長する

積木、ままごと、絵本と、子どもが夢中になるものは時とともに変わっていきます。

子どもたちは、らせん状の階段を上っていくかのように、よいおもちゃの間を順番に移っていくのです。

そのときの遊びに真剣に取り組んで、いま遊んでいない遊びはあたかも忘れているようでも、それを繰り返しながら、成長するのです。

らせんの階段を一周すると、同じ遊びでも、前よりずっと上手になっている。工夫できるようになっている。見立てる想像力の広がりも大きくなっているのです。

<独り言>
お店でも、「買ったおもちゃで全然遊ばなくなったんです…」とご相談を受けることがよくあります。

せっかく買ったのに、もう遊ばないの…?お母さんとしては不安にもなりますよね。

ここで大事なのが、今遊んでいないおもちゃを、お子さまが見えない場所に片付けてしまわないこと。

お子さまが、また遊びたい!と思ったときに、すぐに遊べるような環境を用意してあげてくださいね。

[P95–15行目まで] by K.I

 

子どもは与えられたおもちゃでは遊ばない

「シロフォン付玉の塔をせっかく買ったのに、見向きもしてくれない」
「ネフスピールを、最初は遊んでいたのに、2週目で遊んでくれなくなった」

そんなときは、焦らずに。
「楽しんで遊ぶ」お手本を見せましょう。

そして、我が子の興味関心を観察してみましょう。

おもちゃへの興味は
・出会い
・発達のステップ
というタイミングがあります。

タイミングが早いときは
→じっと待ちましょう。
→しばらく経って、子どもの前で遊んでみせましょう。
→まだピンと来なければ、また少し待ちましょう。
→そのうち、スイッチが入るのを待ちましょう。

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ネフ リグノ で上手に遊んでくれるかな〜〜? うん、大丈夫そう・・・!

<独り言>

おもちゃならなんでもいいわけじゃないんです。
おもしろそう!と思ってくれるように勧めるのが大事。

一緒に遊んであげること。
誘ってみること。

ただ、おもちゃが置いてあれば、遊んでくれるんじゃないんですね・・・。

やっぱり、子育ては時間と手間がかかります。
でも、一度しかない経験。

一緒に楽しんであげてください。
それが、お母さんのお仕事ですよ。

[P93–8行目まで] by Y.K

片づけにこだわらない

大人が楽しそうに片づける姿を見せ続けてください。

子どもにとって、お片づけは楽しいことだ、

と信じられるようになるまで続けることです。

「わるいけど、
 お片づけは楽しくて大好きなあなたでさえ、やらせられないわ」

という感じです。

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<独り言>
無理なくできる、お片づけについての子育て。
正直お片づけは得意ではないので、ちょっと不安もありましたが
これならできるかも?!笑

「お片づけは、面倒くさい」
ふと、それって何時からなんで思うようになったのかなーと。
「面倒なこと」っていつの間にか思い込んでいたけど、
得意ではないですが、ないなりにも実際やってみると、
身の回りがスッキリしていく事は気持ちがいいですし
持ち物にたいする思いも整理できるような気がします。

思い込みの威力って確かにすごいものがあるなと思います。
子ども達が楽しんで取り組めるよう、
大人の私たちも楽しんでお片づけしていきたいですね。

[P92 – 7行目まで] by M.S

1人で遊べるようになるには

子どもは、安心と自信との両立があってはじめて
一人で遊ぶことができるようになるのです。

安心とは、振り返ったときに、必ず見守る温かい目線を感じることです。
いつ振り返っても自分は見守られているんだ、という安心感をもたせてあげることなのです。

見守られている安心感と、遊びに対しての見通しが持てるようになると
少しずつ、「自立」していくのです。

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<独り言>
下のお子さんがまだ小さかったり
家事で手が離せなかったりするお母さんは
長い時間一緒に遊んであげることが難しいでしょう。
でも、だからと言って無理に自立させようとしては
いけないのだと、著者は説明しています。

時間のある時に、じっくり遊んであげる。
他の用事で手いっぱいの時も
「ちゃんとあなたの事も気にかけているよ」という
メッセージを送ってあげる。
そういうちょっとした心がけや毎日の積み重ねが
【安心して遊びの世界に没頭できる】
ことに繋がっていくのだと思いました。

[P91 – 2行目まで] by A.A

ごっこ遊び=働く意欲が育つ遊び

子どもたちは、例えばケーキ屋さんや病院で、働く大人を見て「なんて素敵な大人だろう」という出会いと体験をしています。

人を幸せにできる大人を、よい働くモデルを真似したい、それがごっこ遊びなのです。

ごっこ遊びを子どもたち同士で体験することで、子どもたちはよい大人になること、社会的なかかわりを持つことの喜びを培っているのです。

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<独り言>
よくお店に来て下さるお客様の、お子さんの将来の夢は「私になること」

その話を聞いたときはとてもびっくりしましたが、そのお子さんにとって真似したいと思える大人に選ばれたことはとても嬉しく思いました。

それと同時に、子どもは働く大人をよく見ているんだな、しっかりしなきゃいけないなと身が引き締まる思いにもなりました。

そのお子さんの将来の夢が変わらぬよう、これからも日々精進します!笑

[P88 – 15行目まで] by K.I

 

食べ物の見立てにチェーンリング

おままごとの食べ物役には、具体的な食材の形のものより、
肉にも魚にも野菜にも見立てられる、チェーンリングは最適。

原料や製造上の安全性が確認できない100円ショップで買うより、
子どもの安全を考えている玩具店で買うのがお勧めです。

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<独り言>
そういえば、私もおはじきを使ってままごとしていました。
凄いごちそうを想像していたのでしょうね。

100均ショップで、よく食器や玩具も売っていますが、
以前、中国でメラニン食器から高濃度のホルムアルデヒドが発見されて安全性について懸念されはじめた事件を思い出してしまい、
絶対に手が出せない私です。
子どもが使うものは、やはり100均では買いにくいなあ・・・。私だけですかね?

[P83–2行目まで] by Y.K

おもちゃと本物は区別する

おもちゃはおもちゃ、本物は本物と区別することは、

子どもたちが安心して遊び続けるために必要な環境づくりなのです。

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<独り言>

ここでは、「おもちゃである」ことの大切さが書かれています。
おさがりのお鍋などの実際に使った道具ではない「おもちゃ」であることの大切さ。
それってなんだと思いますか?
確かに!うぅむ、なるほど!とすとんと腑に落ちる内容でした。

子ども達は、とてもよく周りをみています。
自分の使っているものが、どういうものか周りをみて把握しています。

「見られている」「学ばれている」という意識を持った大人でありたいな、と思いました(・~・)
[P82 – 11行目まで] by M.S