Posted by 佐竹華織 | Posted in 保育環境コンサルタント・保育環境コーディネーター養成講座, 藤田篤 最近の 講演、講義、セミナーのご紹介 | Posted on 06-11-2025
タグ: カルテット, 保育研修, 木のおもちゃ, 藤田篤
カルテット・保育施設担当スタッフ佐竹です。
11月5日、名古屋市の保育士会の先生方を対象に、オーナー藤田篤が「保育環境とおもちゃの役割」をテーマに講師を務めました。

研修の開催と現場の空気
平日の夜にもかかわらず、会場にはたくさんの先生方が集まり、真剣なまなざしで話に耳を傾けてくださっていました。私はカルテット外商として、日頃から保育園・幼稚園の先生方と環境づくりのお話をする機会があります。
だからこそ、この日の研修で交わされた言葉の一つひとつが、現場で日々子どもたちと向き合う先生方の心に響いているのを感じました。

子どもたちの現在──社会性の育ちにくさ
藤田がこの日、最初に取り上げたのは、「子どもたちの現在」。
子どもたちの社会性がいかに育ちにくくなっているのか、具体的な話、受講者皆の経験に訴えるお話をしました。

3歳までに必要な経験──藤井聡太さんの幼少期から学ぶ
将棋の藤井聡太さんの幼少期に登場する知育玩具・キュボロの話題からは、3歳までに育てておかなければならない「3つの大切なこと」が語られました。
藤田はこう言いました。
「大切のは“環境”であり、“体験”なんです」
3歳までにどんな遊びを重ねたか――その日々の体験が、やがて直観力や創造力の“根っこ”を育てる。
その言葉に、多くの先生が大きくうなずいていました。

発達理論とおもちゃ──エリクソンと佐々木正美先生の学びから
続いて紹介されたのは、精神分析家エリク・エリクソンの発達理論。
児童精神科医・佐々木正美先生と長年学びを共にしてきた藤田は、誰よりもわかりやすく、 エリクソンの発達段階を語ると言われています。
「基本的信頼」「自律性」「積極性」が、子どもたちと大人との日常の中で、どのように育まれるのか、具体的にわかりやすく語りました。
その一つ一つに、「おもちゃ」がどう関わり、どんなおもちゃをどう与えたらいいのか、実際におもちゃを使って語りました。

おもちゃの力を信じるということ
藤田は、
「保育士がおもちゃの力を信じることは、子どもの未来を信じることです」
と語ります。
カルテットでは、こうした保育研修を通じて、園の先生方が“遊びを通して子どもの成長を支える力”を育むお手伝いをしています。
おもちゃや環境づくりの提案だけでなく、「なぜそれが必要なのか」を学び合う時間を共有することが、子どもの育ちを変えていくと感じています。
この日の学びが、それぞれの園の子どもたちの笑顔につながることを願っています。

園・保育施設の先生方へ
― 藤田篤の保育研修・コンサルティングのご案内 ―
🏫 1)園内研修・保育者研修のご依頼
園や地域単位での研修会、講演、勉強会を承ります。
テーマ例:
- おもちゃと発達段階
- 保育環境の構成と遊びの連続性
- 非認知能力を育てる保育実践
内容・日程はご要望に応じます。
🧸 2)おもちゃ・保育環境づくりのご相談
園の年齢構成や保育方針に合わせて、
「どのようなおもちゃをどのように配置すれば発達を支えられるか」を具体的に提案します。
積木・構成・ごっこ・机上遊びの連携設計など、導入実績多数。
💡 3)藤田篤のコンサル・講演依頼
- 園経営者・園長・保育リーダー向けコンサルティング
- 各団体様、保育研修・講演
- 教育施設・企業向けアドバイザリー
教育学・心理学・実践をつなぐ“環境づくりの専門家”としてご相談をお受けしています。
直接藤田のコンサルを申し込みたい方は、こちからどうぞ ⇒メニューとご予約
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