Posted by 藤田篤 | Posted in 保育環境コンサルタント・保育環境コーディネーター養成講座, 藤田篤 最近の 講演、講義、セミナーのご紹介 | Posted on 29-01-2026
オーナーむっちパパ
藤田です
「子どもたちが落ち着かない」
「トラブルが絶えない」
「保育に見通しが立てられない」
──あなたの園でも、こんな悩みを抱えていませんか?
一斉保育から子ども主体の保育へ。
保育指針の改訂以降、私たちは大きな転換を求められています。
でも、
「どうすれば子どもたちが落ち着いて遊べるのか」
「どうすれば保育士の負担を減らせるのか」
その答えが見えずに不安を感じている保育士さんも
多いのではないでしょうか。
実はある保育園では、保育環境を見直すことで、
子どもたちの姿が大きく変わりました。
走り回っていた子どもたちが、じっくり遊びに没頭するようになった。
トラブルが減り、保育士も穏やかに子どもを見守れるようになった。
一体、何が起こったのでしょうか?
変わったのは、保育環境だったのです。
では、なぜ今の子どもは落ち着かないのか?
かつて、
多くの子どもたちは葉っぱをお金に見立て、石をおにぎりにして
想像力豊かに遊んでいました。
座布団を丸めてお人形を作り、
友だち同士、イメージを共有し
様々なものを見立てて
想像の世界で何時間も遊び続けることができました。
でも、今の時代、そのように遊んでいる子どもたちの姿を見ることが
減っている。
なぜでしょうか?
原因は、子どもたちの環境が大きく変わってしまったからです。
YouTube、スマホ、タブレット
──これほど早くから子どもたちがメディアに触れていた時代は
かつてありませんでした。
刺激的な映像が次々と流れてくる環境の中で
子どもたちが想像力や空想力を育む時間が
これまでに比べて圧倒的に少なくなっているのです。
こうした時代背景の中で、乳幼児期の保育環境は
今まで以上に重要な意味を持つようになっています。
保育園という場が、子どもたちにとって、
じっくりと想像し創造し、自分の内側から湧き出る遊びに没頭できる
唯一の場所になってしまうかもしれないのです。
環境を変えれば、保育が変わる
保育指針には「保育環境を作って保育をしていく」とあります。
この保育環境とは、3つの要素から成り立っています。
1. 人的環境──保育士、子どもたち
2. 物的環境──施設、遊具、おもちゃ
3. 自然や社会の事象──自然、社会
多くの園では、「保育環境を整える」というと
「どこにおもちゃを置くか」
「どんなコーナーを作るか」
という物的環境にばかり目が向きがちです。
もちろん、それも大切です。でも
それだけでは不十分なのです。
保育指針で強く強調されているのは、人的環境としての保育士です。
子どもたちが遊びだしたときに、「これをやるなら、これを置いておいてあげよう」
と気づくこと。
「それをやるなら、こういうおもしろいのがあるよ」と
子どもたちに提案できること。
「これはこの子にはやさしすぎたかな」と見直したりできること。
危ない行動をとったときも、すぐに止めるのではなく
そばでよく観察しすること。
そして「こうすれば大丈夫だよ」
と子どもの気持ちを汲みながら応援していくこと。
こうした保育士の振る舞いこそが、環境なのです。
物的環境を整えるだけで完結するのではないのです。
子どもとの関係に応じて、自分がどう振る舞ったら、
子どもたちが落ち着いて遊びに没頭していけるのか。
それを考え、実践する保育士の存在が、何よりも重要な環境なのです。
ある園では、おもちゃの種類を見直し、配置を変え、
そして何より、保育士の関わり方を変えました。
その結果、子どもたちが驚くほど変わったのです。
走り回っていた子どもが、一つの遊びに30分、1時間と集中するようになった。
友だちとのトラブルが減り、自然と協力して遊ぶようになった。
保育士も、「止めなさい」「ダメでしょ」と注意する回数が減り、
子どもたちの遊びを見守り、応援できるようになったのです。
確かな根拠に基づくメソッド
これは、単なる経験則や偶然ではありません。
保育指針という基準に沿い
発達心理学という学術的知見に裏付けられ
すでに多くの実践において実証され
そして何より、
どの園でも、誰でも実践できる
──そういう確かな根拠に基づくメソッドです。
子どもの発達には、段階があります。
0歳、1歳の時期に育つべき力は「基本的信頼」
──ありのままの自分を受け入れてもらうことを通して、
自分を信じ、人を信じる力です。
この土台がしっかりと育っていれば、
子どもたちは安心して遊び、学び、成長していくことができます。
そして、おもちゃは、この発達を支える大切なツールなのです。
ただし、おもちゃを置けばいいというわけではありません。
どんなおもちゃを、どのように配置し、保育士がどう関わるか。
この3つが揃ったとき、初めて保育環境は機能し、
子どもたちの姿が変わっていくのです。
私は、
保育園での職員研修
保育環境改善プログラム
セミナーなどを通して
全国10,000名以上の保育士さんにこのメソッドをお伝えしてきました。
そして、多くの保育園で、環境改善の実践をサポートしてきました。
その結果、環境を変えれば、保育は変わる、と確信しています。
次回、その秘密を公開します
では、具体的にどうすればいいのか?
どんなおもちゃを選び、どう配置し、どう関わればいいのか?
次回、その答えをお伝えします。
全国の保育園で実証されてきた、理論に裏付けられたメソッド。
それは、決して難しいことではありません。
あなたの園でも、明日から始められる方法です。
「10,000名が学んだ保育環境改善の真実」──次回、どうぞお楽しみに。
4月発売決定
「おもちゃでつくる保育環境」
B5版











































