Posted by 藤田篤 | Posted in 藤田篤 最近の 講演、講義、セミナーのご紹介 | Posted on 12-06-2015
幼稚園PTAにお招き頂き、「よいおもちゃの与え方」の講演
この講演で
私は自分の子育ての経験から、話を始めました。
ありのままのわが子を受け入れること
成長に寄り添って見守り続けること
何故 私が 子どもたちを
テレビ漬け
デジタルゲーム漬けにしたくなかったのか
キャラクターや戦隊モノのテレビやおもちゃを与えたくなかったのか
それは
私が大学で学んだ 「 子どもの幸せ 」
社会に出て、「 商業主義という現実 」 に向き合ったから
ここに 絵本とおもちゃの仕事に生涯を賭けようとした原点があります
私が子育てをはじめたとき
経済的にも時間的にもゆとりがあったわけではありませんでした
でも
子ども達のために
これだけは与えておきたいと思った
絵本
おもちゃ
子どもとの読み聞かせのひと時
積木やドイツゲームで遊ぶ時間だけは
何がなくても 守ってきました。
テレビの習慣を作らない
幼い時期にデジタルゲームを与えない
キャラクターや戦隊モノのテレビやおもちゃを与えない家庭のほうが
少ないのかもしれません。
我が家は、そんな家庭でした。
そのことで、子どもが悩むときには、子どもと共に私も悩んできました。
子どもと向き合ってきました。
そして、たっぷり絵本を読み
積木で遊び ドイツゲームで遊んだわが子が
思春期を向かえ 社会に旅立つところに共に寄り添ってきたからこそ
語れるのです。
私は大学で、発達心理学を学びました。
当時、最先端の学説を学んだだけでなく
心理学研究の基礎を学びました。
観察し、推論を立て
仮説に基づいて実験し検証する。
昔も今も、研究のために子どもの脳は切り開けません。
心や体を傷つけたり教育的配慮に欠ける研究も許されません。
だからこそ
先人の知恵に傾聴し、その論理性を検証し
よいと信じられることはブレることなく実践を重ねてきました。
その方法で
わが子の子育ても
保育園の環境づくり、遊び作り、絵本の与え方も
心理学研究のアプローチで検証し、実証してきました。
だからこそ
よいおもちゃを与え、観察し 子どもの心が見えてくるのです。
明日はは名古屋で 子育ての話をします。
時 間:午前10時~
会 場:知育玩具協会名古屋校にて
受講料:2,000円
詳しくは↓