Posted by 藤田篤 | Posted in よもやま話, 保育室の積木・おもちゃ・環境, 保育環境コンサルタント・保育環境コーディネーター養成講座, 知育玩具協会主催セミナー, 藤田篤の保育実践講座 | Posted on 22-04-2017
タグ: おもちゃの資格, おもちゃ選び, 保育環境, 保育環境コーディネーター, 幼稚園, 知育玩具協会
セントレアから2時間のフライト
女満別空港に降り立つと
そこからは道東の広大な自然が待っていました。
ドイツの農村を思わせるジャガイモ畑の向こうには標高1547mの斜里岳が迎えてくれました。
この道東で待っていてくれたのは幼稚園の先生たち。
おもちゃについて、理論的に学びたいというご相談に応え
【保育環境コーディネーター®養成講座2級基礎】
の団体受講を開講。
幼稚園の祖 フレーベルは
「遊びを通して学ぶ場」として、ドイツで幼稚園を作り
積木をはじめとしたさまざまなおもちゃを
遊ぶ教科書(道具)として与えました。
フレーベルが目指した幼稚園(キンダーガルテン)は
おもちゃで学ぶところだったのです。
小学生が 国語、算数、理科、社会という 「科目」 で学ぶように
幼稚園では
ままごと遊び = お世話遊び、役割遊び、お店やさんごっこ
や
(机での)机上遊び = ブロック、(平面)構成遊び、ドイツゲーム、マンダラ塗絵
などが体系的に学ぶテーマになります。
そうです。
遊ぶことで総合的に
社会性、自然法則、言語・コミュニケーション能力、論理性、直観力を
意欲的、主体的に身につけるのです。
おもちゃの分類と
クラスの人数に応じたおもちゃの種類、量の公式を学び、
自分のクラスに必要なおもちゃを自分で構想していくワーク。
これは みんながワクワクします。
子どもにとって、楽しい保育室は、大人にとってもワクワクな保育室なのです。
さあ
子どもたち、どんなおもちゃで遊ぶことになるのか、楽しみです。