Posted by 藤田篤 | Posted in よもやま話, ドイツ・スイス・おもちゃに出会う旅, 一押し♪おもちゃ | Posted on 02-09-2019
タグ: fortuna, Juho Jussila, アアルト, アルヴァ・アアルト, コリントゲーム, ハンマートイ, フィンランド, ユシラ社, ユバスキュラ, ヨーロッパのおもちゃ, 木のおもちゃ
オーナーむっちパパです
かねがねお誘いいただいていた、フィンランド・ユシラ社を訪問しました
ユシラ社は、フィンランドの玄関、ヘルシンキから列車で3時間半
人口13万のユバスキュラにあります。
ユシラ社社長サボ夫妻が
1923年からのユシラ社の歴史を語ってくださいました。
1923年、ユシラ社は、教師をしていたヨホ・ユシラ氏が市に事業の企画を提案し創業します。
↑創業時の製品が飾られています。
創業時は、おもちゃではなく、木製の生活用品を作っていたそうです。
しかしほどなく おもちゃの生産を始め、1926年に最初のコリントゲームを発売します。
これがブレーク。
1929年から輸出も成功し、世界的玩具メーカーに育っていくのです。
創業当時は、ユバスキュラ駅前に工場があり、
ユバスキュラ市は、ユシラ社の発展と共に大きくなっていきました。
フィンランドは、
鉄道で旅をするといたるところで 材木を積んだ列車が目に入ります。
それだけ木材資源が豊富だったのです。
良質のフィンランド産の白樺を生かした商品をユシラ社は、開発し続けます。
ユシラ社は、日々おもちゃの研究を重ね商品の改善を続けてきました。
↑こちら、以前のハンマートイ。現行のハンマートイとは、ペグの溝の切込みが違います。
↑こちら、現在のハンマートイ。
工場は、ファクトリーショップを兼ねていて
一般の方を受け入れています。
フィンランド訪問の際は、ぜひ足を延ばしてみてはいかがでしょう?
ユバスキュラは森と湖に囲まれ、自然豊かな街。
実は、建築家アアルトゆかりの地なんですよ。
→ユシラ社 公式ページ Wooden Toys – Delighting children already 96 years!
Oy Juho Jussila
Puulaakintie 6
40320 Jyväskylä
Finland