空間認知に困難を抱える ADHDのお子さん(4年生)と積木

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Posted by 藤田篤 | Posted in よもやま話 | Posted on 12-06-2015


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私立幼稚園PTAにお招き頂き、「よいおもちゃの与え方」の講演

で紹介したこの積木

フレーベルの理論に基づき、マイスターの技術で作られた「上質」の積木 ・・・

そして 定型の子どもたちにとって素晴らしいおもちゃであるだけでなく

キュービックス

空間認知に困難を抱える ADHDのお子さん(4年生・女の子)が、

きっとこのキュービックスなら、喜んで遊ぶだろうと思い貸してあげたところ

その子は夢中になり、積木で上手に遊ぶようになり

空間認識へのきっかけを掴んだ ・・・

そしてお姉ちゃんが積木で遊べるようになったので

5歳の弟とも、仲良く遊べるようになった ・・・ という積木なのです
【ベビートイ・インストラクターの記録より】

なぜ、今までいろいろな教材を与えてもきっかけを掴めなかった 

ADHDのお子さん(4年生)が

この積木、キュービックスで、そのきっかけを掴んだのか。

大人は、発達的な課題を解決しようとするときに

機能面だけで、教材として子どもに与えようとするのです。

心が動くのは、おもちゃ・教材の機能面ではなく、感性です。

よいおもちゃでないと、子どもの感性に響かないのです。

それはまるで

幼児に物語を与えるのに、「文庫本」で与えているようなものです。

それより、挿絵のある「絵本」のほうが、お話を聞いてくれるでしょう。

同じように、発達、機能を身につけるにも、

機能面だけを子どもに経験させようという教材やおもちゃを与えても

子どもの共感を得られないのです。

「絵本」のように、子どもの感性がひきつけられる魅力があること

それが =「絵本」のように、上質のおもちゃなのです。

よいおもちゃと、そうでないおもちゃには、

子どもを惹きつける力に歴然とした開きがあります。

そして、よいおもちゃは、定型の子どもにだけでなく、

非定型の子どもにも、等しくチャンスを与えるのです。

障がい児の専門家であっても、必ずしもベビートイ・インストラクターのような

「おもちゃの専門家」ではないので こういう奇跡的な体験が難しい。

こういう奇跡的な体験は おもちゃの良し悪しを理解し

よいおもちゃを 正しく子どもに与える専門家でないと ・・・

そうです !!!

子どもの可能性を広げることが出来ないのです。

あなたがもしこの記事に共感し、障がい児の専門家であれば、

どうぞこのメソッドを学んでください。

あなたが小児科医であったり

看護師であったり

助産師であったりしたら

また、ママで、周りに気になるお子さんがいるとしたら

是非このメソッドを学んでください。

必ず、あなたが関わる子ども達の可能性を広げるのに役に立ちます。

知識は2級講座の6時間で学んでいただけるカリキュラムにしました。

与え方の技術は、1級講座の6時間のカリキュラムになりました。

よいおもちゃについては、ホームスタディで

おもちゃに触れ、テキストとDVDを併用し、学んでいただくカリキュラムになって

おもちゃたちは、あなたと、そして子どもたちと

出会う日を楽しみに待っているのです。

インストラクターの資格を取得した上で

 さらに教えようと思ってくださるなら

ぜひ、マイスター養成講座に進んでください。

皆さんの周りのお子さん、親子を幸せに出来るのは、皆さんしかいません。

報告してくれた、このインストラクターのように、

この子には、このおもちゃが今必要!と

自分のおもちゃで子どもにチャンスを与えることができる。

インストラクターはその役割を担うことが出来るのです。

この講座は、医学の講座でもなく、発達障害の講座でもなく

「おもちゃ」の講座。

だからこそ、子どもの可能性を伸ばす講座なのです。

私が講師を担当する
キッズトイ・インストラクター®2級講座は、次回

6月21日刈谷校で開講

キッズトイ・インストラクター®2級講座



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