敬愛する岸見一郎先生をお招きし
アドラー心理学子育てセミナーを開講しました
岸見先生は、日本におけるアドラー心理学の第一人者
個人における心理とともに社会に適応するために必要な
「共同体感覚」について語るアドラー心理学を
育児面においてわかりやすく紐解いた
叱らない子育て
アドラーが教える親子の関係が子どもを勇気づける!
だからやる気が育つ!
を 2015年2月に上梓されたばかり
アドラー心理学では、子どもの成長を促すためには
「叱らないこと」とともに「褒めないこと」である
と 一見 裏腹な提案がなされます。
それは決して「放置」ということではなく
親は、上からではなく
子どもと同じ目線で子どもの取り組みを理解するべきである
ということなのです
講演では、「叱る」「褒める」という上から下への目線ではなく
素直に「なぜこの子はこのような行動を起こしているのか?」を問いかければ
子どもは必ず思いをぶつけてくれる
という理論が展開されていきました
子育ては、大人の考えを植え付けるものではなく
いずれ一人立ちする子どもたちに
自分を好きになる「勇気」を与えるための行為であるべきである、
と話は進んでいきます
ひきこもりといった社会から孤立する青少年が
急激に増えている昨今
自らを信じて社会に関わろうとする
強い勇気を持つ子ども達を育てたい親と保育者、医療従事者にとって
大変心強いメッセージとなりました
次回セミナーは、9月23日