カルテットのオーナー
むっちパパこと藤田です
「ドイツゲームで被災地支援プロジェクト」の活動への
エデュカーレの読者の皆さまからの温かいご支援へのお礼を申し上げます
羽咋市での支援活動
2024年2月28日、
私たちは石川県羽咋市の邑知学童保育所を訪問し
日本知育玩具協会が推薦するドイツゲームを寄贈しました。
このプロジェクトは、
東日本大震災をきっかけに発案され
その後の災害で被災した地域の子どもたちに、
心のケアと笑顔を届けることを目的とした活動です。
私たちが持参したゲームのセットは、
現地の学童保育所で大変喜ばれました。
当日、現地の子どもたちは支援員の方々と共に、
私たちが持参したドイツゲームを楽しみました。
HABA(ハバ)社やRavensburger(ラベンスバーガー)社、Amigo(アミーゴ)社など、
世界的に評価の高いドイツのゲームは、
子どもたちの協調性や創造性を育むツールとして非常に優れています。
特に、初めてドイツゲームに触れる
子どもたちの目が輝いていたことが印象的でした。
「えっ、ゲーム機じゃないの?」と
ドイツゲームが初めての子どももいましたが
参加した全員が皆それぞれに、すぐに大好きなドイツゲームを見つけ
学年も入り混じって、ルールを教え合いながら
ドイツゲームで遊ぶ時間に没頭していきました。
ドイツゲームで被災地支援プロジェクト とは
本プロジェクトは、
被災地の学童保育施設に
日本知育玩具協会の推奨する
「ドイツゲームで被災地支援セット」を届
ドイツゲームの専門家である、
ドイツゲーム・インストラクターが体験会(体験イベント)を開催し
1)ルール(社会性)と遊び方
2)ドイツゲームを通じた同世代、異世代コミュニケーションの方法
3)ドイツゲームを通じたコミュニティ作り
のノウハウを子どもたちと、支援員の皆様に指導、教授する
プロジェクトです。
ドイツゲームがもたらすもの
ドイツゲームは、単なる娯楽ではありません。
教育的価値がきわめて高いものです。
羽咋市の子どもたちに提供したドイツゲームには、
仲間と協力しながら進めるものや、
論理的思考を養うものも含まれています。
これらのゲームを通じて、
子どもたちが楽しみながら学び、
成長していく姿を見ることができました。
指導員の皆さんは
「こんなに集中して過ごす姿は見たことがない」
「こんなに仲良く、全員が遊べるなんて」
と感心してくださいました。
また、
ドイツゲームはコミュニケーションのツール(道具)としても非常に効果的です。
災害後の心のケアにおいて、
子どもたちが笑顔を取り戻し、友だちとの絆を深めることが重要です。
ドイツゲームは、
その過程をサポートする強力なツールであり、
子どもたちが自然と対話し、
協力する姿を見ることができました。
子どもたちと支援員の皆さまの喜びの声
子どもたちと支援員の皆さまから
感謝の声が形になって届きました。
メディアでの紹介
2024年3月2日 北陸中日新聞より
支援者の皆さまへの感謝
これらの「ドイツゲームで被災地支援」プロジェクトが実現できたのは、
ひとえに「NGO国際子ども教育基金」様からの寄付によるものでした。
ドイツゲームの費用、専門家派遣費用の
「NGO国際子ども教育基金」様からの資金提供によって
本プロジェクトは実現しました。
この活動は、支援者の皆さまからの寄付によって支えられています。
保育雑誌エデュカーレ読者の皆さまからのご支援
臨床育児・保育研究会が発行
保育者と親のための学びや交流を目的とした雑誌
「エデュカーレ」読者の皆さんから
ご寄付を頂きました。
エデュカーレ読者会の席上で
東京大学名誉教授・汐見稔幸先生の呼びかけにより
集められた寄付だと伺いました。
7月
汐見先生の事務所にお伺いし
寄付金 171,598円をお預かりしました。
これにより、羽咋市で待ってくださっている
3つの学童保育施設への
「ドイツゲームで被災地支援」プロジェクトが実現します。
私たちは、皆さまから寄せられた寄付金を大切に使わせていただき、
被災地の子どもたちに少しでも笑顔を届けられるよう努めてまいります。