Posted by 藤田篤 | Posted in よもやま話, ドイツ・スイス・おもちゃに出会う旅, 手作りする♪ ウォルドルフ人形 | Posted on 21-10-2017
タグ: ウォルドルフ人形, ゲーテアヌム, シュタイナー, 人智学, 蜜蝋クレヨン, 蜜蝋粘土
私たちはバーゼルからドルナッハに向かい
シュタイナーゆかりのゲーテアヌムを訪ねました
現在ドルナッハにあるのは
人智学(アントロポゾフィー)協会本部がおかれ
シュタイナー教育に係る様々なカンファレンスが開かれています。
1910年頃 シュタイナーは
ドイツ国内で迫害を受けることになります
そこで、
オイリュトミー(シュタイナーによる舞台表現芸術)の劇場と
会合のために、スイス・ドルナッハに広大な土地を求め
理想の劇場、ゲーテアヌムを建設したのです。
バーゼルからローカル線に乗り換え
ドルナッハへ
丘の上にゲーテアヌムはあります
シュタイナーが死の直前まで制作に打ち込んだと言われる
「人類の代表者」をはじめ
シュタイナーに係るさまざまな展示に触れ
シュタイナーへの思いをはせました
ゲーテアヌムの内装も
シュタイナーの思想が
反映されています。
自然に対して、謙虚であること
そして調和することの大切さが
ゲーテアヌム全体から語りかけられているようでした。
私たちにとって身近な
ウォルドルフ人形は、
このシュタイナーの思想の源泉からあふれ出た
現代の子どもたちへのプレゼントなのですね