Posted by 藤田篤 | Posted in ドイツ・スイス・おもちゃに出会う旅, 一押し♪おもちゃ | Posted on 23-02-2014
ドイツ研修に行かせていただいてから、もうじき1ヶ月♪
行く前と行った後では、おもちゃに対する価値観や想いが大きく変わったような気がしています
本日は、”ジャンピングカートレイン”や”シロフォン付き玉の塔”で有名な ドイツ・ベック社の報告です
出張中もベック社のブースは少し紹介させていただきましたが、最終日には工場の見学にも行ってきましたので
そちらの様子も含め、また改めて報告させていただきます!
ベックのおもちゃは、何と言っても音と動きが特徴的♪
赤ちゃんから大人まで誰もが癒される素敵なおもちゃ・伝統的なおもちゃです
トレインカースロープ(クネクネバーン大)とシロフォン付き玉の塔(クーゲルバーン)♪
お子さんの五感にちゃぁんと働きかけてくれるんですよ~^^
ジャンピングカートレイン(左と中央)と、クーゲルマウンテンもお店の見本で大人気♪
どの子も、お母さんが「帰るよ~」と言うまで、繰り返し繰り返し遊んでくれます
アルベルトさんから聞いた話なんですが、創業者のベックさんはもともと 自動車製造の職人さんだったということ
だから、ジャンピングカートレインやトレインカースロープなどの車が走るおもちゃが生まれ
それを元に色んなおもちゃを生み出してきたんですね
戦前からあった、おもちゃのクーゲルバーンをいろいろ改善して
シロフォン付き玉の塔をはじめとした
ベック社の落ちるおもちゃが生まれたんですって!
標識が充実しているのにも納得がいきました
そして、意外にもドールハウスなども展示!
やっぱり何度見ても可愛い木のハウス!!!スタッフの間でも好評でした♪
本気で欲しい!(笑)
ベックの新たな一面を知ることができ、嬉しかったです
そして
最終日の待ちに待った工場見学の様子 ↓ ↓ ↓
木材は、しっかり乾燥されたもの、高品質のものを使用しているそうです(主にドイツ・北欧産)
作り方だけでなく、素材からしっかりこだわっていました
だから30年たっても壊れないおもちゃが作れるんだなぁと改めて思いました
従業員は全9名
穴あけ作業、組み立てなどは 主に女性が担当
慣れた手つきでスピーディに作業をしている姿に釘付けでした!
現在約150種をこの工房で作製しているそうです(※こまや車、標識も含む)
それにしても、従業員が想像していたより少なくて驚きでした
輸出は、日本・韓国・シンガポール・ヨーロッパを中心とする国々
工場は小さくとも
たくさんの国の子どもたちを幸せにしていて、伝統的なおもちゃを伝え続けている…
本当に素晴らしい会社だと感じました
見学もお話しも本当に充実していましたし
私たちのかけがえのない財産になりました
最後は手料理までご馳走していただいて… 夢のような時間でした
フェレーナさん、ドリスさん、アルベルトさん ありがとうございました
またいつの日かお会いしたいです!