Posted by 藤田篤 | Posted in ドイツ・スイス・おもちゃに出会う旅 | Posted on 05-12-2016
中世の面影あふれる、南ドイツの都市ニュルンベルク。
この街で、世界最大の玩具見本市が開催されます。
↑2014年 ニュルンベルク国際玩具見本市にて
それが、ニュルンベルク国際玩具見本市 (シュピールバーレンメッセ)です。
世界 60カ国以上から集まる 2,800社以上のおもちゃメーカーによって、
100万点以上のおもちゃが展示され、世界中から集まる、
バイヤーとの商談を迎えるのです。
知っていますか? 何故ドイツが知育玩具発祥の国なのか?
ドイツはヨーロッパのおもちゃのふるさとでした。
チェコとの国境ザイフェンで高品質の工芸品として生まれた
木のおもちゃが
行商人たちによって、ヨーロッパ中に広められていったのです。
そして、ドイツの教育学者フリードリヒ・フレーベルが
1839年、バート・ブランケンブルクに世界で初めて幼稚園を作りました。
↑フリードリヒ・フレーベル
遊びを通して自然の法則を身につけるために、
おもちゃで遊ばせるようになったのです。
これが、知育玩具の発祥です。
そしてそれを支えていたのが、
ドイツ・マイスターの木工技術だったのです。
当時の教育の最先端と、工業技術の最先端が
共鳴して生まれたのが、「積木」というおもちゃだったのですね。
↑フレーベル博物館で御物と
ドイツには、日本にはない「アナログな遊びを大切にする」文化があります。
その差は残念ですが、埋まる様子がありません。
だから、
ドイツを訪ね一緒に旅をして、ドイツの空気に直接触れ、
ドイツの人々と出会いながら、
子どもと人を大切にする文化を感じてもらえる視察研修を
(社)日本知育玩具協会インストラクターの研修として
企画しました。
そして今回は特別に、インストラクター以外の方にも
ご参加いただけるように致しました。
↑2014年 ニュルンベルク国際玩具見本市にて
1月31日(火)に出国し、2月7日(火)に帰国する6泊8日、
視察研修の前半は、知育玩具の原点、フレーベル博物館を訪問します。
1839年にフリードリヒ・フレーベルが開園した世界で最初の幼稚園の建物が、
原形のまま保存され、博物館として、資料展示されていて、
そのすぐそばでは、実際に幼稚園が運営されています。
フレーベルが生みだした、幼児教育と玩具とはいかなるものだったのか,
その原点から学びましょう。
中半は、世界最大の『国際玩具見本市』を訪問します。
ネフ社、クボロ社など世界的なおもちゃメーカーのブースに皆さんをご案内しましょう。
いくつかのブースでは、スペシャルワークショップを体験します。
それに加え、『ニュルンベルクおもちゃ博物館』、などの訪問を予定しています。関係者限定の この見本市を藤田と共に訪問し、
玩具の世界最高峰、最先端の世界に触れ、視野を広げましょう。
後半は、古代ローマの皇帝アウグストゥスに由来している街、アウクスブルク、
古くから交易路としても栄えた、ロマンチック街道の中の都市を訪問します。
それに先立って、12月10日(土)に無料説明会を開催します。
過去の私の旅から、ドイツの旅の魅力を語りましょう。
ツアーに参加できる、出来ないは気にせず
お気軽に申し込んで下さい。
おもちゃ作りの国の文化に触れる旅を一緒に1時間で体験しませんか?
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日 時:12 月10 日( 土)
16:00 ~ 17:00
(受付15:45 ~)
定 員:10名
受講料:無料 要事前予約
会 場:刈谷市産業振興センター
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お申込は
電話 0566-28-3933
または
メール info@edu-toy.or.jp
まで。