子ども主体の保育へ。「読み聞かせ」と「ままごと」を見直す

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Posted by 佐竹華織 | Posted in お知らせ, 保育環境改善プログラム | Posted on 31-01-2026

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こんにちは。
木のおもちゃカルテット スタッフの佐竹です。

保育環境改善プログラムに取り組まれている園にて、
オーナーむっちパパによる園内研修が行われました。

今回のテーマは「読み聞かせ」と「ままごと」。

日々の保育の中で当たり前のように行われている活動だからこそ、
立ち止まって見直す時間となりました。

「聞きたい子が、最後まで体験できること」

研修ではまず、読み聞かせの捉え方が共有されました。
静かに座らせることや、全員が同じ姿勢で聞くことを目的にするのではなく、
「聞きたい子が、物語の始まりから終わりまでをしっかり体験できること」を大切にする。

聞かない子がいても否定せず、
それぞれの関わり方を受け止めることが、
子どもとの信頼関係や安心感につながっていく。
先生方は、その考えを、うなずきながら受け取っている様子でした。

藤田は語ります。

「絵本を読み終わった後、子どもたちに
『ありがとうございました』と言わせる習慣は、 一斉保育の残存です。
読み手と子どもは、絵本の世界を分かち合う関係。
礼を強制する枠組みは、人間関係の観点で不適切なのです」


「散らかる」「取り合う」は、子どもからのメッセージ

ままごとについても、日常の”困りごと”の見方が大きく変わる時間となりました。
食材が散らかる、
取り合いになる、
道具が壊れてしまう。

そうした場面を単なる問題行動として止めるのではなく、
「もっと遊びたい」
「足りない」
という子どもからのメッセージとして受け取ること。

おもちゃの量や素材、置き方を見直すことで、
子どもたちの遊びは自然と落ち着き、広がっていく。
この話に、先生方は熱心にメモを取りながら耳を傾けていました。

「見立て遊びの素材として、具体的すぎるプラスチック製品は
想像力を引き出しにくい場合があります。
フェルトやチェーンリングなど、
抽象と具体の中間にある素材を用意することで、
子どもたちの想像力と共有を促すことができます」

「大人の気配りに頼らない」安全基準

また、安全についても重要な視点が示されました。

大人の気配りや頑張りに頼るのではなく、
忙しい日でも誰が見ても守れる”型”をつくることの重要性。
触れてよいもの、触れないものの線引きや、
誤飲のリスクを避けるための環境づくりなど、
園全体で共有できる基準を整えることが、 結果的に子どもと大人の安心につながる。

この視点は、現場で日々奮闘する先生方にとって、 大きな支えとなるものでした。

研修の後半では、保育士さんたち一人ひとりが 思い思いの絵本を手に取り、集合写真を撮影しました。
絵本を胸に抱いて笑顔を見せる保育士さんたち。
その表情からは、 「明日から、子どもたちにこの絵本を読んであげたい」
という気持ちが伝わってきます。

「うまくやる」のではなく、「子どもを信じて待つ」

写真に写る先生方の真剣な表情や、 うなずき合いながら話を聞く姿からは、
「うまくやる」ための研修ではなく、 「子どもを信じて待つ」保育へと軸を揃えていく時間であったことが伝わってきます。
日々の保育を見直し、 少しずつ環境を整えていく。
その一歩となる研修だったのではないでしょうか。


カルテットでは、保育環境改善プログラムを通じて
全国の保育施設をサポートしています。

園の状況に合わせた単回での研修・講座にも対応しております。
・園内研修
・保育士会、保育者部会研修
・乳児保育研修
・子育て支援センター向け講座

良いおもちゃと良い環境を通して、
子どもたちがより豊かに遊び、育つためのお手伝いができれば嬉しく思います。
どうぞお気軽にお問い合わせください。

保育環境改善プログラムについてのお問い合わせはこちら
保育環境改善プログラム

なぜ、あの保育園の子どもたちは落ち着いたのか?──環境が変えた保育の質

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Posted by 藤田篤 | Posted in 保育環境コンサルタント・保育環境コーディネーター養成講座, 藤田篤 最近の 講演、講義、セミナーのご紹介 | Posted on 29-01-2026

オーナーむっちパパ

藤田です

「子どもたちが落ち着かない」

「トラブルが絶えない」

「保育に見通しが立てられない」

──あなたの園でも、こんな悩みを抱えていませんか?

一斉保育から子ども主体の保育へ。

保育指針の改訂以降、私たちは大きな転換を求められています。

でも、

「どうすれば子どもたちが落ち着いて遊べるのか」

「どうすれば保育士の負担を減らせるのか」

その答えが見えずに不安を感じている保育士さんも

多いのではないでしょうか。

実はある保育園では、保育環境を見直すことで、

子どもたちの姿が大きく変わりました。

走り回っていた子どもたちが、じっくり遊びに没頭するようになった。

トラブルが減り、保育士も穏やかに子どもを見守れるようになった。

一体、何が起こったのでしょうか?

キュボロを学ぶ(キッズトイマイスター養成講座・東京10期)

変わったのは、保育環境だったのです。

では、なぜ今の子どもは落ち着かないのか?

かつて、

多くの子どもたちは葉っぱをお金に見立て、石をおにぎりにして

想像力豊かに遊んでいました。

座布団を丸めてお人形を作り、

友だち同士、イメージを共有し

様々なものを見立てて

想像の世界で何時間も遊び続けることができました。

でも、今の時代、そのように遊んでいる子どもたちの姿を見ることが

減っている。

なぜでしょうか?

原因は、子どもたちの環境が大きく変わってしまったからです。

YouTube、スマホ、タブレット

──これほど早くから子どもたちがメディアに触れていた時代は

かつてありませんでした。

刺激的な映像が次々と流れてくる環境の中で

子どもたちが想像力や空想力を育む時間が

これまでに比べて圧倒的に少なくなっているのです。

こうした時代背景の中で、乳幼児期の保育環境は

今まで以上に重要な意味を持つようになっています。

保育園という場が、子どもたちにとって、

じっくりと想像し創造し、自分の内側から湧き出る遊びに没頭できる

唯一の場所になってしまうかもしれないのです。

想像力を育む絵本の与え方(赤ちゃんセミナー)

環境を変えれば、保育が変わる

保育指針には「保育環境を作って保育をしていく」とあります。

この保育環境とは、3つの要素から成り立っています。

1. 人的環境──保育士、子どもたち
2. 物的環境──施設、遊具、おもちゃ
3. 自然や社会の事象──自然、社会

多くの園では、「保育環境を整える」というと

「どこにおもちゃを置くか」

「どんなコーナーを作るか」

という物的環境にばかり目が向きがちです。

もちろん、それも大切です。でも

それだけでは不十分なのです。

保育指針で強く強調されているのは、人的環境としての保育士です。

子どもたちが遊びだしたときに、「これをやるなら、これを置いておいてあげよう」

と気づくこと。

「それをやるなら、こういうおもしろいのがあるよ」と

子どもたちに提案できること。

「これはこの子にはやさしすぎたかな」と見直したりできること。

危ない行動をとったときも、すぐに止めるのではなく

そばでよく観察しすること。

そして「こうすれば大丈夫だよ」

と子どもの気持ちを汲みながら応援していくこと。

こうした保育士の振る舞いこそが、環境なのです。

物的環境を整えるだけで完結するのではないのです。

子どもとの関係に応じて、自分がどう振る舞ったら、

子どもたちが落ち着いて遊びに没頭していけるのか。

それを考え、実践する保育士の存在が、何よりも重要な環境なのです。

ある園では、おもちゃの種類を見直し、配置を変え、

そして何より、保育士の関わり方を変えました。

その結果、子どもたちが驚くほど変わったのです。

走り回っていた子どもが、一つの遊びに30分、1時間と集中するようになった。

友だちとのトラブルが減り、自然と協力して遊ぶようになった。

保育士も、「止めなさい」「ダメでしょ」と注意する回数が減り、

子どもたちの遊びを見守り、応援できるようになったのです。

職員研修で絵本を学ぶ

確かな根拠に基づくメソッド

これは、単なる経験則や偶然ではありません。

保育指針という基準に沿い

発達心理学という学術的知見に裏付けられ

すでに多くの実践において実証され

そして何より、

どの園でも、誰でも実践できる

──そういう確かな根拠に基づくメソッドです。

子どもの発達には、段階があります。

0歳、1歳の時期に育つべき力は「基本的信頼」

──ありのままの自分を受け入れてもらうことを通して、

自分を信じ、人を信じる力です。

この土台がしっかりと育っていれば、

子どもたちは安心して遊び、学び、成長していくことができます。

そして、おもちゃは、この発達を支える大切なツールなのです。

ただし、おもちゃを置けばいいというわけではありません。

どんなおもちゃを、どのように配置し、保育士がどう関わるか。

この3つが揃ったとき、初めて保育環境は機能し、

子どもたちの姿が変わっていくのです。

私は、

保育園での職員研修

保育環境改善プログラム

セミナーなどを通して

全国10,000名以上の保育士さんにこのメソッドをお伝えしてきました。

そして、多くの保育園で、環境改善の実践をサポートしてきました。

その結果、環境を変えれば、保育は変わる、と確信しています。

次回、その秘密を公開します

では、具体的にどうすればいいのか?

どんなおもちゃを選び、どう配置し、どう関わればいいのか?

次回、その答えをお伝えします。

全国の保育園で実証されてきた、理論に裏付けられたメソッド。

それは、決して難しいことではありません。

あなたの園でも、明日から始められる方法です。

「10,000名が学んだ保育環境改善の真実」──次回、どうぞお楽しみに。

4月発売決定

「おもちゃでつくる保育環境」

B5版

園でおもちゃを購入してから、誰に相談していますか?

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Posted by 佐竹華織 | Posted in お知らせ | Posted on 26-01-2026

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こんにちは。
カルテットスタッフの佐竹です。

「園で高額なおもちゃを購入するとき、一番不安だったこと」を先生方に聞くと、
多くの方がこう答えます。

「買った後、うちの園で使いこなせるかどうか」

購入前は、カタログを見て、予算と相談して、何度も検討を重ねる。
けれど、届いてから——。

「思ったように子どもたちが遊んでくれない」
「どう環境に組み込めばいいか分からない」
「このおもちゃ、うちの園に合っていなかったのかも」

そんな不安を、ひとりで抱えてしまう方が、実はとても多いのです。
カルテットには、
おもちゃをご購入いただいた園を対象とした、購入後の相談・サポートサービスがあります。

なぜ、おもちゃが保育に浸透しないのか

困る場面は、保育士ごとに違う

おもちゃが園に届いても、なかなか保育に定着しない——。

ある先生は、「どこに置けばいいか分からない」と悩みます。
別の先生は、「子どもが興味を示さない」と感じます。
また別の先生は、「環境全体のバランスが崩れた気がする」と不安になります。

困る場面は、保育士一人ひとりで違います。

だから、どれだけ丁寧な説明書を作っても、すべてをカバーすることができません。
でも、もっと根本的な理由がある
そして、もう一つ。
おもちゃが浸透しない理由には、もっと根本的なものがあります。
子どもたち一人ひとりが、違うからです。

遊びの成熟度、熟達度、個性、思考、好み、その時の気分——。
同じクラスでも、同じおもちゃへの反応は、まったく異なります。
Aちゃんには響いたおもちゃが、Bくんにはピンとこない。
先週まで夢中だった遊びが、今週はもう見向きもしない・・・。

あるクラスではよく遊ばれるのに、別のクラスでは全然使われない。
つまり、おもちゃの「使い方」は、その園、そのクラス、その子どもたちに合わせて、変わり続けるものなんです。
だから、一度の説明では終わらない。
導入の仕方も、環境の作り方も、関わり方も——
すべてが「その時、その子たちに合わせて」調整されなければ、おもちゃは機能しません。
私たちがずっと感じてきたのは、この「個別性」の深さでした。

このサービスが生まれた理由

オーナー藤田が、現場で見てきたこと

カルテットのオーナー・藤田は、長年、保育現場に入り、
おもちゃの導入を直接サポートしてきました。
その中で、繰り返し向き合ってきたのが、「子ども一人ひとり、クラスごとの違い」です。
ある園では、おもちゃの配置を少し変えるだけで、子どもたちの遊びが変わりました。
別の園では、遊びの成熟度に合わせて、関わり方そのものを見直す必要がありました。
また別の園では、個性の強い子どもたちに合わせて、環境全体を再構成しました。
つまり、答えは一つではない
そして、どんな質問にも、藤田は答え、保育士の皆さんと共に確かめてきました。

「この子には、このおもちゃをどう提示すればいい?」
「このクラスには、まだ早い?」
「遊びが深まらないのは、なぜ?」

子どもの発達、クラスの雰囲気、保育士の関わり方——
あらゆる角度から見て、その園に必要な助言をしてきました。
だから、藤田は「どんな相談にも答えられる」のです。

それは、マニュアルを持っているからではありません。
現場で、子どもたちの傍にいて、子どもたちを見続けてきたからです。

だから、このサービスが生まれた
その経験の積み重ねが、今のカルテットの「購入後の相談体制」につながっています。
おもちゃを売るだけでは、意味がない。
導入してから、その園に合わせて調整していく——
そのプロセスこそが、本当に大切なこと。
藤田がずっと実践してきたことを、スタッフや保育環境コーディネーター®と共に、体制として整えたのが、このサービスです。

段階的なサポート体制

カルテットでは、購入後のご相談について、段階的に対応できる体制を整えています。
日常的な使い方のご質問であれば、私たちスタッフが電話やオンラインでお答えします。
「このおもちゃ、どんな風に置いたらいいですか?」
「対象年齢はどれくらいですか?」
そうした内容は、いつでも、お気軽にお声がけください。

もう少し踏み込んだ内容——「環境全体の見直し」や「発達に応じた選定の考え方」になると、保育環境コーディネーターが関わります。

さらに、園全体の保育方針や環境づくりの方向性について整理したいとき。
あるいは、「この子たちに、どう合わせればいいか」という個別の相談が必要なとき。
そうした場面では、藤田が直接お話をうかがいます。

なぜこんな風に段階を分けているかというと、困りごとの深さが、それぞれの事情によって違うからです。
ちょっとした疑問もあれば、根本から見直したい悩みもある。
だから、必要な深さで、必要なサポートを提供できるようにしています。

あえて、正直にお伝えします

ここで、ひとつ正直にお伝えしたいことがあります。
カルテットの相談対応は、すべて無料というわけではありません

日常的なご質問にはもちろんお答えしますが、専門的な内容——
たとえば、オンラインでの環境コーディネート相談や、
保育方針に踏み込んだコンサルティングには、原則として対価をいただいています。

それは、私たちが「専門性には、きちんと対価が必要だ」と考えているからです。
無料サービスとして提供してしまうと、
・相談を受ける側が専門性を維持できない
・本当に必要な方に時間を割けなくなる
・結果的に、質の高いサポートができなくなる

そんな状況を避けたいと思っています。
ただし、です。

研修ポイント制度という考え方

カルテットには、「研修ポイント制度」という内規があります。
これは、おもちゃをご購入いただいた金額の5%相当は、研修ポイントとして内部管理しているというものです。
このポイントは、
・購入後のオンライン導入サポート
・購入前の保育環境コーディネート
・予算に応じたおもちゃ選定の相談

といった場面で、ご利用いただけます。
「囲い込みのポイント制度ですか?」と聞かれることもあるのですが、
そうではありません。
これは、継続してご購入くださる園への、感謝の形、おもちゃの購入を感動の保育へのスタートにしていただくための私たちの感謝と、経営努力の結実です。

何度もカルテットを選んでくださる園は、きっと「ここで相談できる」
という安心感を持ってくださっているはず。
だから、そうした関係性を大切にしたい。
ポイントという形で、サポートを受けやすくしたい。
そう考えて、この仕組みをつくりました。

管理を複雑にしないために

ちなみに、この研修ポイントは、お客さまに見える制度としては運用していません
なぜかというと、「ポイント管理が複雑になると、お互いに窮屈になる、負担になる」からです。

ポイントカードを作って、残高を通知して、有効期限を設けて…
そうやって制度を作り込むと、管理コストが膨らみ、柔軟な対応が難しくなります。
だから、カルテット側で裁量的に管理し、
「この園はこれくらいご購入いただいているから、このサポートは無償で」
という判断を、状況に応じて行っています。

これは、完璧な制度ではありません。
でも、「形式よりも、関係性を優先したい」という私たちの考え方の表れです。

「今すぐ使わなくていい」でも、知っていてほしい

この記事を読んで、すぐに相談したいことがあるわけではないかもしれません。
それで、いいんです。
ただ、もし今後、
「このおもちゃ、この子たちに合っていないのかも」
「環境を見直したいけど、どこから手をつければ…」
と思ったとき。

「ああ、カルテットに聞けばいいんだった」
そう思い出してもらえたら、とても嬉しいです。
「今すぐ使わなくていい」でも、知っていてほしい

ご相談はこちらから⇒
カルテット保育事業部

遊びは何のため?──保育士さんたちが学んだ「遊びと生活の連動性」

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Posted by 佐竹華織 | Posted in お知らせ, 保育環境改善プログラム | Posted on 24-01-2026

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──保育環境改善プログラム 園内研修より

こんにちは。
カルテットスタッフの佐竹です。
保育環境改善プログラムに取り組まれている園にて、
オーナーむっちパパ藤田による研修が行われました。

今回のテーマは「遊びと生活の連動性」。
保育士さんたちが、実際の遊具に触れながら学ぶ研修の様子をご紹介します。

虹色の遊具を手に、保育士さんたちが集まる

紫、青、赤、オレンジ、緑、黄色──。
虹のように並んだカラフルな遊具と、
足元に並ぶ三輪車やバランスボード。
これらの遊具が、子どもたちの発達にどのように関わるのかを、
保育士さんたちは実際に体を動かしながら学びました。

遊びで培われた動きが、食事動作へとつながる

今回の研修で藤田が特に強調したのは、
「遊びと生活の連動性」という視点です。

「ハンマートイなどの遊びで使う手や視線の動きは、食事動作と共通しています。
遊びの発達を観察することで、生活動作の発達も見えてくるのです」

保育士さんたちは、ホワイトボードに書かれた発達の流れを見つめながら、
深くうなずいていました。
遊びは単なる「楽しい時間」ではなく、
食事や着替えといった生活動作の土台を育てる、
大切な学びの場なのだと。

「遊びが保障された時間」という考え方

研修では、担当制保育についても話がありました。

「食事までの待ち時間に我慢させるのではなく、
遊びが保障された時間とすることが大切です。
遊びが成立していない状態では、担当制保育は成り立ちません」

藤田のこの言葉に、保育士さんたちは真剣な表情で耳を傾けていました。
床に並べられた色とりどりの遊具を見ながら、
「子どもたちにとって、こうした遊びがどれだけ大切か」
を実感する時間となったようです。

基本的信頼と社会性を育てる

研修の後半では、乳児期の関わり方についても学びました。

「基本的信頼とは、自分や他者を信じる力の土台です。
これは後から補うことが難しく、乳児期の関わりが重要です」

「保育の最終目的は、社会性の育ちです。
人の喜びを自分の喜びとして感じられる力。
それは、ありのままを受け止められた経験から育ちます」

藤田の言葉は、遊具や環境だけでなく、
保育者としての関わり方そのものの大切さを伝えるものでした。

研修を終えて──「明日から保育が変わりそう」

研修後、保育士さんたちからは、
「遊びと生活がつながっているという視点が新鮮でした」
「待ち時間を『我慢の時間』ではなく『遊びの時間』にすることの大切さが分かりました」
「明日から、子どもたちの遊びを見る目が変わりそうです」
という嬉しい声がたくさん寄せられました。

カルテットでは、
おもちゃの導入と継続的な研修を組み合わせた
「保育環境改善プログラム」を通して、
全国の保育施設をサポートしています。
・園内研修
・保育士会、保育者部会研修
・乳児保育研修
・子育て支援センター向け講座

良いおもちゃと良い環境を通して、
子どもたちがより豊かに遊び、育つためのお手伝いができれば嬉しく思います。
どうぞお気軽にお問い合わせください。

保育環境改善プログラムについてのお問い合わせはこちら
保育環境プログラム


【ご報告】QUARTETT商標が正式に登録されました

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Posted by 藤田篤 | Posted in お知らせ | Posted on 24-01-2026

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オーナーむっちパパ藤田です

皆様にご愛顧いただいている

「QUARTETT」と木馬、四葉のクローバーのロゴが

商標登録されました。

いつもカルテットをご愛顧いただき、ありがとうございます。

このたび、QUARTETTの商標3件が特許庁により正式に登録されましたので

ご報告させていただきます。

今回登録されたのは:

  • QUARTETTロゴタイプ(文字商標)
  • 木馬マーク付きQUARTETTロゴ
  • 四つ葉クローバー付きQUARTETTロゴ

の3つです。

創業以来、私たちは

「おもちゃと絵本で子育てを100%感動に」

という理念のもと、ヨーロッパを中心とした本物の知育玩具と

絵本をお届けしてまいりました。

商標登録は、単なる法的手続きではありません。

これは、QUARTETTブランドとして培ってきた信頼や品質基準を、

これからも守り続けるという私たちの決意の表れです。

お客様に安心して選んでいただけるブランドであり続けるために、

これからも一つひとつの商品選び、一つひとつのサービスに

真摯に向き合ってまいります。

引き続き、QUARTETTをよろしくお願いいたします。

株式会社カルテット
代表取締役 藤田篤

「おもちゃでつくる保育環境」発売決定

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Posted by 藤田篤 | Posted in お知らせ, 藤田篤 最近の 講演、講義、セミナーのご紹介 | Posted on 23-01-2026

オーナーむっちパパ藤田です

2020年から準備が進んでいた企画

おもちゃでつくる保育環境について

1冊でわかる本

おもちゃでつくる保育環境

発売決定です。

藤田 篤 著 4月上旬発売

目次(案)

巻頭対談 職員が一丸となる保育環境改善の始め方

1章 これからの保育に必要な子どもについての理解

2章 保育とおもちゃ

   1節 積木遊び

   2節 お世話遊び

   3節 ごっこあそび

   4節 ドイツゲーム

   5節 構成遊び

   6節 まんだらぬりえ

   7節 ブロック遊び

   8節 発達を支えるおもちゃ

3章 絵本

4章 空間構成と保育家具

コラム 10の姿を3つの力で読み解く(汐見稔幸)

コラム 乳児保育

コラム 異年齢保育

おもちゃと遊びの7つの原理

を本書内、実際のおもちゃの与え方を通して

ひも解きます。

本書で語られる遊びの7つの原理

原理1 感受性の器

原理2 振り子の原理

原理3 逆動作の原理

原理4 呼び水の原理

原理5 三つ星レストランの原理

原理6 成長のトライアングル

原理7 8の字の原理

これまで、

職員研修や

保育環境改善プログラム

保育環境コーディネーター養成講座

保育実践オンラインセミナー

内で語られてきました。

これら、おもちゃと遊びの7つの原理

を本書内、実際のおもちゃの与え方を通して

ひも解きます。

無事に脱稿(最初の原稿提出)し、校正に入ります。

どうぞお楽しみに

ウォルドルフ人形教室開催しました♪

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Posted by 近藤智子 | Posted in 手作りする♪ ウォルドルフ人形 | Posted on 18-01-2026

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こんにちは。
カルテットのこんどうスタッフです。

カルテットでは2026年最初の「ウォルドルフ人形」 教室を開催しました!

シュタイナー教育から生まれた
自然素材を使って作る子どものための抱き人形・ウォルドルフ人形は
作り手の愛情がたっぷりこもった、手作りのお人形です!

今回は、インフルエンザで欠席が出たため、急遽マンツーマンでの教室になりました。

S.Oさんは、小学2年生のお孫さん(男の子)のために初めてのお人形作り。

男の子を誕生させました!
名前は“リアンくん”。
フランス語で“絆”という意味があるのだそう♡

実は、下のお孫さんのために娘さんが作った女の子のお人形を、
お兄ちゃんである小学2年生のお孫さんがとても可愛がっていたのだそうです。
その様子を見た娘さんからのたってのお願いで、
今回、そのお兄ちゃんのために、男の子のお人形を作ることになったのだそう。

無事にとってもかわいいお人形が誕生しましたよ!

講師のむっちママが丁寧にサポートしてくれるので、
お裁縫が苦手な方でも安心してご参加いただけますよ☆

教室のスケジュールは、毎月「フレンド会員」さまに
お送りしているフレンドレターで
一番はじめにお知らせをしています♪

ウォルドルフ人形作りにご興味のある方は、
フレンド会員の入会をおすすめしています(^O^)

フレンド会員

「絵本の世界からこんにちは!」展を開催しました!

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Posted by 近藤智子 | Posted in 実店舗のイベント | Posted on 17-01-2026

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こんにちは。
カルテットのこんどうスタッフです。

2026年1月8日(木)・9日(金)・10日(土)の3日間、
カルテット 原崎教室にて
「絵本の世界からこんにちは!」展を開催しました。

絵本『わたしのおにんぎょうさん』の世界をイメージした、
お人形と絵本のコラボレーション展示。
小さな小部屋での展示でしたが、扉を開けると、
絵本の世界に入り込んだような、やさしくあたたかな空気が流れていました。

絵本のワンシーンが、目の前に

展示の中心となったのは、
絵本『わたしのおにんぎょうさん』(出久根 育 作・絵)のお誕生会のシーン

お誕生会に持ち寄られたプレゼントや小物ひとつひとつまで、
丁寧に、愛情を込めて作られたお人形たち。
「ここまで再現されているんですね」と、細部をじっくり見入る方の姿も多く見られました。

うれしいご感想もたくさんいただきました。

「絵本の世界をそのままに、丁寧に作られた可愛いお人形たちに感動しました」
「絵本の世界観がとても伝わり、ワクワクが止まりません!」
「可愛いお人形展でした。絵本の世界は本当に癒されます♡」

親子で絵本を読んだり、
お人形を眺めながら静かに過ごされたり。
皆さんそれぞれのペースで、
絵本とお人形の時間を楽しんでくださっている様子がとても印象的でした。

会場には、ほかにもいくつかの絵本の世界が広がっていました

作:ハリエット・ジィーフェルト
絵:アニタ・ローベル
による絵本『アンナの赤いオーバー』

作:junaida
『の』 の世界観を立体的に表現した作品も。

物語のぬくもりが伝わるような、やさしい空気をまとった展示が、
そっと空間に溶け込んでいました。

さらに、
作・絵:酒井駒子
『ロンパーちゃんとふうせん』 の版画作品。
酒井駒子さんならではの、静かで少し切ない、
それでいて心がほどけるような世界が感じられました。

「おれたち、ともだち!」シリーズ(作:内田麟太郎/絵:降矢なな)
降矢ななさんの原画も展示。
原画ならではの筆のあとや色の重なりを間近で体験できる機会になりました。

さまざまな絵本の世界が集まったことで、
小さな部屋いっぱいに、
絵本のやさしい時間が、ゆっくりと広がっていったように思います。

寒い中、そして遠方からも足を運んでくださった皆さま、
そして大切なお人形たちを快くお貸しくださった皆さま、
本当にありがとうございました。

3日間はあっという間でしたが、とっても幸せな時間でした!

積木に触れて、保育を見る目が変わる― 保育環境改善プログラム 園内研修より

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Posted by 佐竹華織 | Posted in 保育環境改善プログラム | Posted on 17-01-2026

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こんにちは。
木のおもちゃカルテット スタッフの佐竹です。

保育環境改善プログラムに取り組まれている園にて、
オーナーむっちパパによる園内研修が行われました。

今回のテーマは「積木」。
保育士さんたちが実際に積木に触れながら、
子どもの育ちや遊びの意味を体感的に学ぶ研修の様子をご紹介します。

積木を囲み、体験しながら学ぶ時間

研修では、保育士さんたちが一斉に積木を手に取り、
二人一組になって円を作ったり、
バランスを考えながら積み上げたりしていきました。

「この角度だと安定しますね」
「これが空間認識につながるんですね」

講義を聞くだけでなく、
実際に手を動かしながら理解を深めていく時間となりました。

積木遊びが、子どもにとって
どれほど大切な学びの土台になっているのかを、
保育士さんご自身が実感されている様子が伝わってきます。

「積木の箱を使わせてもいいのでしょうか?」

研修の中で、こんな質問が出ました。

「子どもたちが、積木の箱を部屋や台に見立てて遊んでいます。
創造性の表れだと思うのですが、このままで良いのでしょうか?」

この問いに対し、研修では次のような話がありました。

・積木は、一つひとつを積み上げる過程そのものに学びがあること
・箱を使うことで、空間認識やバランス感覚を育てる機会が減ってしまうこと
・木箱は本来「片付けるためのもの」として位置づけることが大切であること

また、
「子どもが箱を使いたくなる背景には、
その日のうちに片付けなければならない“時間の制限”がある場合も多い」
という視点も共有されました。

マットで空間を区切るなど、
「この場所では、明日も続きをしていい」という環境を整えることで、
子どもはじっくり遊びに向き合えるようになり、
結果的に箱に頼らない遊びへとつながっていきます。

「まずは、遊びに慣れて楽しむこと」

さらに、
「積木をたくさん無造作に出してしまう子どもへの関わり方」
についての質問もありました。

この問いに対し藤田から、次のような話がありました。

・子ども自身がまだ
 「散らかしている状態」と「作っている途中の状態」を
 区別できていない段階であること
・遊びが深まり、作品づくりの経験を重ねることで、
 自然と使う量や扱い方が変わっていくこと

無理に片付けを促すのではなく、
まずは遊びに慣れ、楽しむことを大切にする。
その考え方に、安心された様子の保育士さんも多かったようです。

研修を通して見えてきたこと

研修の最後には、
それぞれが積み上げた積木を手に、振り返りの時間が持たれました。

「明日から、子どもたちの積木遊びを見る目が変わりそうです」
「環境を整える意味が、改めて理解できました」

こうした声が多く寄せられ、
積木と保育環境の関係を見つめ直す、実りある研修となりました。

保育環境改善プログラムについて

カルテットでは、
おもちゃの導入と継続的な研修を組み合わせた
「保育環境改善プログラム」を通して、
全国の保育施設をサポートしています。

・園内研修
・保育士会、保育者部会での研修
・乳児保育研修
・子育て支援センター向け講座

子どもたちが、より豊かに遊び、育つために。
現場に寄り添った環境づくりのお手伝いができれば幸いです。

保育環境改善プログラムについてはこちら☞
保育環境改善プログラム

【2月9日(月)開催】カルテット幼児教室〈銀座校〉0歳からはじまる、親子の笑顔の時間

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Posted by 近藤智子 | Posted in カルテット幼児教室 | Posted on 14-01-2026

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「0歳から、何をしてあげたらいいの?」
そんな迷いを感じたことはありませんか。

カルテット幼児教室【銀座校】は、生後6ヶ月から親子で通える幼児教室。
子どもの発達に本当に必要なことを、正しい順序で、じっくり学ぶことを大切にしています。

情報があふれる時代だからこそ、 発達心理学に基づいた“確かな軸”を、親子で身につける場所です。

カルテット幼児教室が選ばれる理由

カルテット幼児教室では、世代を超えて受け継がれてきた昔伝えのわらべうたを大切にしています。

わらべうたは、
・言葉のリズム
・身体の動き
・親子の肌のぬくもり
を自然に育てる、日本が誇る子育て文化。

単なる「歌あそび」ではなく、 発達段階に沿った関わり方として体系的に学べるのが、カルテット幼児教室の特長です。

カルテット幼児教室は、 東京大学名誉教授・発達心理学者 汐見稔幸先生より推薦をいただいている幼児教室です。

発達心理学に基づき、
・0・1・2歳の心と身体の発達
・親の関わり方の意味
・遊びが学びへつながるプロセス
を、理論と実践の両面から構成したカリキュラム。

「なぜ、この遊びが大切なのか」
を根拠をもって理解できるからこそ、家庭での子育てにも迷いが少なくなります。

カルテット幼児教室では、 「読み聞かせ=本を読むこと」ではありません。

・絵本の選び方
・読むタイミング
・声のかけ方
を知ることで、 子どもは自然と絵本が大好きになります。

15万人以上の子どもを絵本好きにしてきた実践メソッドを、
月1回のレッスンで、無理なく家庭に持ち帰ることができます。

カルテット幼児教室で使うおもちゃは、 すべて発達段階に合わせて厳選されたもの。

・遊ぶ力
・集中力
・考える力
は、「良いおもちゃ」と「良い関わり」で育ちます。

教室では、 その子の今の姿を観察しながら 最適な遊び・おもちゃ・絵本を提案。
「家ではどう遊ばせたらいい?」 そんな疑問にも、具体的にお伝えします。

カリキュラム紹介(毎月1回・1時間)

カルテット幼児教室のレッスンは、 親子で“体験しながら学ぶ”スタイルです。

・わらべうた
・絵本の読み聞かせ
・おもちゃ遊び
・語らいによるグループセッション

少人数制だからこそ、 一人ひとりの発達やご家庭の悩みに寄り添います。

こんな子育てのお悩みはありませんか?

情報が多すぎて、何を信じたらいいのか分からない
他のお母さんと話す機会が少ない
わが子に合ったおもちゃ・絵本が分からない

カルテット幼児教室は、 同じ時期に子育てをしている親同士が出会い、学び合える場所でもあります。

「一人じゃない」と感じられることも、大切な学びのひとつです。

私たちのテーマは「じっくり」

子どもの成長に、じっくり寄り添い
親子のコミュニケーションを、じっくり深め
子育ての輪を、じっくり広げていく。

カルテット幼児教室は、 子どもも、大人も、楽しい幼児教室です。

0〜2歳は「心の根っこ」を育てる時期

野に咲く花を想像してみてください。
小さな芽が出る頃、 地面の下では、想像以上に強く根が張られています。
0・1・2歳は、 子どもたちの「心の根っこ」が育つ大切な時期。
絵本・おもちゃ・わらべうたを通して、 じっくり育てていきましょう。

専門資格を持つ講師陣

カルテット幼児教室の講師は、 全員がおもちゃ・絵本・わらべうたの専門家です。

(社)日本知育玩具協会の認定資格 「ベビートイ・インストラクター®・マイスター」取得者が担当。

一人ひとりの発達を理解し、 今必要な遊びを自信をもってお伝えします。

カルテット幼児教室【銀座校】ご案内

ご予約・お問い合わせ

ご予約は、カルテット幼児教室公式サイトより承っております。
「今しかない、この時期」を 親子で大切に過ごしてみませんか。
カルテット幼児教室【銀座校】でお待ちしています。

カルテット幼児教室で取り組んできた昔伝えのわらべうた
オンラインで学んでいただける講座もございます。

2026年2月13日(金)
19:30~21:00

講師:藤田篤
日本知育玩具協会 理事長/カルテット オーナー