オーナーむっちパパ藤田です
先に開催された
(社)日本知育玩具協会セミナーでは
東京大学名誉教授
汐見稔幸先生をお招きしてご講演いただきました。
セミナー当日、ドイツのおもちゃ、フレーベル教育のおもちゃについて
汐見先生からご質問を頂きました。
ドイツ・フレーベル幼稚園で生まれた恩物が
幼稚園教育の根幹となり
積木として集団遊びに繋がった歴史について、お答えしました。
今でも、ドイツのフレーベル幼稚園では、恩物をはじめとした
おもちゃで子ども達の保育環境を作っていること。
ドイツのおもちゃの歴史の中に
知育玩具のルーツがあるのです。
↑セミナーでは、これらのおもちゃの展示、説明を行いました。
そのおもちゃが日本では、「ドイツのおもちゃ」として個人でも手に入れられること。
↑汐見先生とインストラクターの交流会にて
協会では、3つのホームスタディとして提供し、
インストラクターがわが子におもちゃを与えながら学んでいること。
このホームスタディは、保育園のおもちゃとして
そのまま使用、提供できる構成になっていること。
一般でも、保育園でも購入できる仕組みになっていること。
ウォルドルフ人形は、講師が受講生のために一体一体手作りし
子どもが体験する「手作りの人形を手渡しされる喜び」を体験すること。
汐見先生が即決でこのホームスタディを全てご注文くださった時に
私は先生にこんなお答えをさせていただいたのです。
皆さんにも、汐見先生とご一緒に
わが子によいおもちゃを与えながら、おもちゃについて考えていただきたいと思います。
汐見先生のためのウォルドルフ人形も
講師が心を込めて一針一針、縫い上げていきます。
⇒知育玩具ホームスタディ教材はコチラ
Posted by 藤田篤 | Posted in よもやま話, ドイツ・スイス・おもちゃに出会う旅 | Posted on 13-09-2018
▼ ドイツ旅行記 —————-
- 今年の視察はしゅつっとがると…?
- ドイツ・シュツットガルトの幼稚園にて
- おもちゃの故郷 ザイフェンで 歴史と伝統と、家族愛に出会う
- フランクフルトでドイツ鉄道に乗り遅れる
- シュツッツガルトのおもちゃ店を訪ねる
- シュツッツガルトの街歩きを楽しむ
- ザイフェン 丘の教会を訪ねる
- おもちゃの最高峰を進み続ける ミューラー社を訪問する
—————————————–
ドイツからのお招きを頂き 2018年9月
成田経由でフランクフルトに向かいました。
フランクフルトからはドイツ鉄道、ICE都市間高速鉄道を利用します。
駅の掲示でチェック
18:09発 Stuttgart Hbf シュツッツガルト中央駅 行き 5番線
ところが降りて待てども列車が来ません。
ふと ・・・ 6番線を見上げると、 その列車に「 Stuttgart Hbf 」の表示が!!!
何故? と思うより
「走れ!」と猛ダッシュ!!!
私達の前を ICEは行ってしまいました。
ドイツ鉄道に乗るときには、多少のゆとりが必要です。
でも大丈夫。
次のICEで日が暮れる前に シュツッツガルトに到着
シュツッツガルトは自動車の街。
中央駅には、メルセデスベンツのエンブレムが掲げられ、街のシンボルになっています。
今回の旅には3つのテーマがありました。
一つ 幼稚園の視察
一つ 日本、ドイツ双方での幼稚園での研修、ワークショップの情報交換
一つ フレーベルに始まった知育玩具の生きた歴史をたどる
ドイツ国内でも遥か500kmを隔てた
南ドイツのシュツッツガルトと東ドイツのザイフェンを巡る
旅になりました。
おかげ様で旅は無事に終了
ドイツ国内での投稿に続いて
このブログで、旅を振り返って行きたいと思います。
Posted by 藤田篤 | Posted in よもやま話 | Posted on 27-12-2017
カルテット保育事業部の仕事納めは
保育園の玩具の納品
発達と、クラス人数、保育内容に応じた玩具を
この日をめがけて取り揃えています。
こちらはドイツから取り寄せた ウォールデコ
年明けから登園する子どもたちは
この大樹のもとで健やかに成長していくことでしょう
こちらもドイツから取り寄せた遊具
乳児の身体機能の発達を促します
乳児の発達に欠かせない鏡も
安全な構造、強度で
ステップとして組み込まれています。
屋内の大型遊具は
数多くの納品実績のある
カルテット保育事業部にお気軽にご相談ください。
あなたの保育園の
発達と内容に基づいた保育環境の提案をさせていただきます。
⇒カルテット保育事業部ホームページ
電話 0566-28-3933
担当:後藤、篠田
セントレアから2時間のフライト
女満別空港に降り立つと
そこからは道東の広大な自然が待っていました。
ドイツの農村を思わせるジャガイモ畑の向こうには標高1547mの斜里岳が迎えてくれました。
この道東で待っていてくれたのは幼稚園の先生たち。
おもちゃについて、理論的に学びたいというご相談に応え
【保育環境コーディネーター®養成講座2級基礎】
の団体受講を開講。
幼稚園の祖 フレーベルは
「遊びを通して学ぶ場」として、ドイツで幼稚園を作り
積木をはじめとしたさまざまなおもちゃを
遊ぶ教科書(道具)として与えました。
フレーベルが目指した幼稚園(キンダーガルテン)は
おもちゃで学ぶところだったのです。
小学生が 国語、算数、理科、社会という 「科目」 で学ぶように
幼稚園では
ままごと遊び = お世話遊び、役割遊び、お店やさんごっこ
や
(机での)机上遊び = ブロック、(平面)構成遊び、ドイツゲーム、マンダラ塗絵
などが体系的に学ぶテーマになります。
そうです。
遊ぶことで総合的に
社会性、自然法則、言語・コミュニケーション能力、論理性、直観力を
意欲的、主体的に身につけるのです。
おもちゃの分類と
クラスの人数に応じたおもちゃの種類、量の公式を学び、
自分のクラスに必要なおもちゃを自分で構想していくワーク。
これは みんながワクワクします。
子どもにとって、楽しい保育室は、大人にとってもワクワクな保育室なのです。
さあ
子どもたち、どんなおもちゃで遊ぶことになるのか、楽しみです。