Posted by 戸北 百々代 | Posted in 保育室の積木・おもちゃ・環境 | Posted on 06-09-2024
タグ: 保育環境, 保育環境改善, 園内研修, 木のおもちゃ, 知育玩具, 積木, 積木遊び
こんにちは。日本知育玩具協会認定講師の戸北百々代です。本日のブログを担当させて頂きますのでよろしくお願いいたします。
今回は東京都中央区の保育園で積木遊びを広げたいとのことで、発達を踏まえた遊びに関する園内研修をしました。積木とは何か、積木遊びの必要性と与え方、遊び方など乳児期を中心にお伝えしました。そして、最後には、実際にどんな遊びができるかを体験し、笑顔あふれる研修となりました。
クラスにある積木のことを知る
クラスにある積木について、名前や特徴、、なぜそのクラスに、その積木が用意されているのか、どういう特徴があるのか、どうやって遊ぶのか・・・
日本知育玩具協会のベビートイ・キッズトイ・知育玩具の各講座を受講する多くの保育士さんから、日々の保育に追われ、おもちゃについて知る機会がないまま過ごしているのが現状だという事を伺っています
今回の研修が、日々の保育がより楽しいものに、子どもたちと一緒に楽しい時間を過ごせるようにという思いで積木についてお伝えしました
積木の遊びを体験しよう
保育園では、保育士さん自身が積木などのおもちゃで遊びこむという機会は、日々の保育の中ではなかなか見られないとのこと
そこで、今回は、積み木に触れて、感じて、遊んで、楽しさを体験しよう!ということで、積木遊びをみんなですることにしました
実際やってみると、最初は戸惑う様子がありましたが、段々作りながら、試行錯誤する姿や崩れても挑戦する姿、思うようにできて笑顔になる姿など、変化が見られました。
これは、お子さん達が積木と出会った時と同じですよね・・・
受講後の感想など
研修後の保育士さん達の声はどうだったか一部お伝えします
・ただの積み木・・と思っていたが、いろいろなことができるんだとわかった。
・積み木の名前をまず知らなかったので知ることができた。
・子どもと一緒に遊び込み、崩したり崩されたりしながらも遊びたい。大人が遊びをみせることで子どもがやってみたい!と思えることが大切だと思った。
・組み合わせて遊ぶことで遊びの幅が広がることがわかった。
・キュービックスが難しそうだけど楽しそうでやってみたい。
・子どもが見立てたものは全て正解、という言葉が心に残った
・一緒に楽しみ、共感し、遊びのパートナーになりたい。
・ネフスピールの扱い方、積み方がたくさんあることを知れた。リグノの遊び方が学べた。
・積み木の遊び方はたくさんあって、大人が柔軟に捉えていく必要がある。
・クラスにあるリグノの遊び方が分からず片付けてしまったので再度出してみて、子どもたちと遊びたい。
・子どもたちと今まで以上に積み木で遊ぼうと思った。積み方によってオブジェのような形になるのがおもしろいと思った。
・大人も楽しめば子どもも楽しんでやってくれると思う。
・面白い形の積み木があること、サイズが揃っていることで組み合わせて遊べる事が知れた。
・積み木遊びは楽しい!と改めて感じだ。積み木を組み合わせることで色々なものが作れて面白かった。
・実際に遊んでみて、遊び方は無限だと感じだ。こんなこともできるよ~と子どもたちの探求心を引き出したい
おもちゃの事を知っている大人が周りにいる子どもは幸せです
積木の特徴や遊び方を知ると自信をもってそのおもちゃを提供し、子どもたちと向き合えます。
子どもたちと遊びあいをすることで、楽しさが伝わり、子どもたち自身で遊び始めます。
こらからも、どんどん子どもたちと積木で遊んでほしいと思います。
今回の研修で登場した積木はこちら